ゲンゾー日記
2006年05月25日(木)  ハチの視線 

今日、庭にスイカズラが咲いたのでボクは花の香りに酔いしれていた。
しかし、その時ふと鋭い視線を感じたのである。
視線の方を見てみると、スイカズラの枝でアシナガバチがこちらを見て
いた。

ハチが「それ以上近づいたら承知しないぞ、コラ!」と言っていること
がボクにはすぐにわかった。
ハチは小さな巣を守っているようだった。
巣には部屋が5つあって、1部屋に1個ずつ小さな卵を産んであった。

噂によるとアシナガバチは子育てをするハチで、スズメバチのように怖
ろしいハチではないらしい。
今はまだ1匹で卵も5個だが、この卵が孵ったらこのハチの孝行娘たち
(最初はメスしか生まれないらしいのだ)がお手伝いをするようになっ
て、この母親はもっともっと卵を産んで子供を増やすらしいのだ。

アキコに報告したら「今年はアシナガバチの暮らしを観察しよう」など
とのんきなことを言っていた。
夏になってボクの庭がアシナガバチだらけになってしまったらボクはお
ちおち昼寝もしていられなくなるのではないかと今から少し心配なので
ある。


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