日記をさぼっている間に端午の節句が終わってしまったので、遅ればせ ながら本日、ボクは端午の節句を祝ってもらうことになった。
庭に生えているショウブとヨモギの汁を入れた山水でアキコがボクの体 をゴシゴシ拭いてくれた。 ショウブ・ヨモギ汁水は何だか青臭かったが、拭いてもらった後は体が すっきりして気持ちが引き締まった。
体を清めた後、ボクは新聞紙で作ったカブトを被せてもらった。 きちんと5月5日の新聞で作ったという芸が細かいカブトなのだが、日 付が見えないのでいつの新聞でも同じである。 でも、カブトを被ったボクはなかなか格好いいとボスもアキコも誉めて くれたので、ボクは何だか良い心持ちであった。
三澤源造、3才の端午の節句はなかなか良い節句でござった。 カブトをかぶると何だか武士になった気分でござる。
|