ゲンゾー日記
2006年04月19日(水)  ウラシマソウ 

今日、アキコが「浦島太郎に会わせてあげる」と言うので、ボクは
オオヤマフドウソンのある山の上へ出かけた。
ボスとアキコと一緒に山の上までヨッコラショとのぼると、そこに
気味の悪い花が咲いていた。
大きな切れ込みの入った葉を傘にして、地面からニョッキリ生えた
不気味な色の花の中から、50センチくらいある長いものを伸ばし
ているのだ。

これはウラシマソウという花らしい。
長いヒゲのような部分を浦島太郎の竿に見立てて、そんな名前がつ
いているらしいが、このヒゲがどんな役割をしているのか、わから
ないらしいのだ。
この草は毒があるらしい。いかにも毒がありそうな姿をしている。
ヘビが鎌首をもたげたようにも見えるし、変な色だし、とにかくと
ても気味が悪い。

ボクは浦島太郎に会ったら、リュウグウジョウというところへ案内
してもらって、タマテバコというお土産をもらって来ようと思って
いたのだが、ちょっぴり怖くなって逃げ帰って来てしまった。


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