ゲンゾー日記
2006年04月16日(日)  アメンボ 

ボクの庭にはこの前の大雨以来ずっと水たまりができていて、泥の色を
した水が静かに横たわっている。

今日、モミジの木の前にある水たまりを覗いてみたら、水の上を小さな
虫がスイスイと気持ちよさそうに動いていた。
虫が水の上を優雅に移動するとはびっくりである。
一体どうやって浮いているのだろうか。

この虫はアメンボという虫らしい。
(ミズスマシと混同されがちな虫らしいが、ミズスマシはゲンゴロウみ
たいな形をした虫なのでまったく違うものらしい。)
ボクは虫には詳しくないが、ヤツのことを知ればボクも水の上をスイス
イ移動できるかもしれないと考えて、アキコにいろいろ調べてもらった。

アメンボというのは「雨ん坊」ではなく「飴ん坊」だそうである。
捕まえてニオイを嗅ぐと飴のようなニオイがするらしいのだ。
ボクは捕まえてニオイを嗅いでやろうと思ったのだが、なかなかすばし
っこいヤツでまったく捕まえられなかった。

それにしても水の上に浮いてすごいスピードで自由に動けるなんて素晴
らしいことである。
少しアメンボに弟子入りして、水の上を自由に動く技を教えてもらおう
かと思っているのだが、虫に弟子入りする犬なんて格好悪いだろうか。


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