ゲンゾー日記
2006年01月10日(火)  スミレ 

毎日寒くて春はまだまだ遠いと思っていたのであるが、今日
散歩の時にボクは小さな春を見つけた。
崖の枯れ葉の間から、小さなスミレが顔を出して可憐な花を
咲かせていたのである。

昨日、モグラがたくさん顔を出したのは、きっとこのスミレ
の花のニオイを嗅ぎたかったからに違いない。
ボクがスミレの香りを嗅いでいると、それを見つけたアキコ
が非常に喜んだ。

小さな春は地面の近くをじっくり観察しないとわからないも
のである。
ボクが見つけなかったら、まだまだアキコはスミレに気がつ
かずにいたに違いない。

明日からまたボクは小さな春を見つけてアキコに教えてやろ
うと思う。


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