ゲンゾー日記
2005年12月25日(日)  くつ下の中味 

今日はクリスマスという日であった。
クリスマス・イヴの夜にくつ下を枕元に置いておくと何かいいことが
起こると風の噂に聞いていたオリコウなボクは、夏からずっと密かに
くつ下を隠し持っていたのである。

このくつ下はアキコが洗濯物を干した時にうっかり落としたボスのく
つ下である。アキコが気づかない間にこっそり小屋のすみに隠してお
いたのである。

昨日の夜、ボクがこっそり隠しておいたくつ下を小屋の横に置いてお
いたのだが、今朝起きてボクはびっくりした。
くつ下からビスケットのニオイがしていたのである。
サンタクロースという人は本当にいたのである。

ボクは自分でくつ下の中のビスケットを取り出すことができなかった
ので、アキコに取り出してもらっておいしく食べた。
アキコは「くつ下をこんなにボロにして!」と言っていたが、怒って
はいないようだった。
それよりも「すごいタイミングでくつ下を出しておいたんだね」と、
ボクに感心しているようであった。



写真はズカンソクネツ立ちのボクと記念のくつ下である。

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