ゲンゾー日記
2005年12月16日(金)  霜 

今朝はひどく寒いと思っていたら、地面が白くなっていた。
アキコはそれを見ると「霜だ、霜だ」と言って喜び、ボクを写真撮
影に誘ってくれた。

霜で真っ白になった地面はとても冷たくて、ボクの足はピリピリし
たが、地面を歩くと凍った枯れ葉がパリパリ音を立てるのでとても
面白かった。

ボクとアキコは霜できれいに飾られた落ち葉や石ころを見て歩いた。
一面真っ白な氷の結晶で包まれた葉っぱもあれば、縁だけ氷で飾ら
れた葉っぱもあった。
いつもと同じ景色が白い霜で飾られて、とてもきれいだった。

写真の葉っぱはアキコが一番気に入った葉っぱである。
ボクも気に入ったのでさっそく噛んでみた。
葉っぱは冷たくてなんとも言えない枯れ葉の香りがした。
アキコは「あぁ、きれいだったのに!」と残念がったが、ボクは初
めての霜葉っぱの噛み心地に大満足である。


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