ゲンゾー日記
2005年11月20日(日)  ゴシンボク 

これは昨日のズル日記のつづきである。

ボクたちは細い道をどんどん進み、大きな木のところまで辿り
着くことができた。
アキコがヒトメボレしたという木には神様の前にかけてあるグ
ルグルの縄ががけてあった。
アキコは「ああ、ゴシンボクが私を呼んでいたのだわ」と訳の
わからないことを言った。

ボスは近くを通りかかったおじさんをつかまえて、大きな木に
ついていろいろ話を聞いていた。
ボクとアキコは散歩をしたり、写真を撮ったりしていたので、
おじさんの話は聞いていなかった。

でも、この大きな木の下にいると何だか心が落ち着くような気
がした。
アキコが「この木には神様が住んでいるんだよ」と言ったので
ボクは「神様こんにちは」と挨拶をしておいた。
ボクはオリコウなので、この木にオシッコをかけるのもやめて
おいたのである。


 < 前の日記  もくじ  次の日記 >


ゲンゾー [たまごや石鹸堂ホームページ]