ゲンゾー日記
2005年10月26日(水)  ホウジャク 

今日ボクが散歩をしていると、コスモスの花畑の前でアキコが
「わぁ」という声をあげた。
コスモスの方を見てみると、とても小さな鳥がコスモスの花の
まわりを飛んでいた。

ボクが鳥を見ていると、アキコが「ハチじゃないや」と言った。
アキコはこれをスズメバチと間違って驚いたらしい。
鳥をハチと間違うとは、やっぱりアキコはボスにはなれないな、
と思っていたのだが、これは実は鳥でもなかったのである。

飛んでいるところを見ると本当に小さな鳥のようなのだが、こ
れはスズメガ科の「ホウジャク」という蛾だったのである。
ホウジャクは素早い動きでコスモスのまわりを飛び回って花の
蜜を吸っていたらしい。

こんな鳥みたいな蛾がいるとはボクもびっくりである。
アキコが「ゲンゾーは鳥と間違っていたんだから、ゲンゾーも
まだまだボスにはなれないな」と言った。
とっても悔しいのである。



後から考えてみたら、ボスだってホウジャクのことは知らない
だろうから、ボスだってボスにはなれないのである。

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