ゲンゾー日記
2005年10月04日(火)  隠し撮り不可能 

今日、ボクはとても眠かった。
眠い時にガラス戸のそばで寝ていると、アキコがガラス戸の
中からこっそりボクを観察していたりするので、今日ボクは
ガラス戸からできるだけ遠い場所で昼寝をすることにした。

鎖がギリギリ届く、ガラス戸から一番遠いところは、ボクの
ベッドの端っこである。
ここで寝ていれば、アキコが眠っているボクの姿をこっそり
撮影することはできないのである。

今日もアキコはこっそりボクを写真に撮ろうとしたのである
が、ガラス戸を開けて体を乗り出さないと写真が撮れないの
で、ボクは写真を撮ろうとするアキコに必ず気がついた。

アキコは「ゲンゾーが気づいちゃうからつまらない」と言っ
ていた。気がついたボクはつまらない、というのはとても気
になるところではあるが、これはボクの勝利である。
これで、寝相の悪さも気にせずゆっくり眠れるというもので
ある。


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