ゲンゾー日記
2005年09月02日(金)  キツネノマゴ 

写真の花はキツネノマゴという花である。
ボクはこの花が大好きである。
緑色の花序にちょこちょこと小さい桃色の花が咲いて、とてもか
わいらしいのである。

どうしてこの花の名前がキツネノマゴなのかはわからないらしい。
イヌと同じでキツネという名前のついた花もたくさんあるらしい。
春に見たツクシは「キツネノロウソク」とか「キツネノフデ」と
いう名前もあるらしいし、もうすぐ咲く彼岸花は「キツネノカミ
ソリ」という名前もあるらしい。

でも「イヌ = 役立たず」のような使われ方ではなく、「いかにも
キツネが使いそう」という身近な動物としての親しみからついた
名前が多いようである。
犬の方がずっと役に立つし親しみやすいのに、どうして犬ではな
くキツネなのだろうか。
この花だって、「キツネノマゴ」よりも「イヌノマゴ」の方がず
っと素敵な名前だとボクは思う。



キツネノマゴの名前は花序と花を「キツネのシッポ(花序)の間
からちょこちょこ顔を覗かせている孫キツネ(花)」に見立てた
名前だという説がユウリョクだそうであるが、この他にもいろい
ろあるらしい。
他の名前の由来もぜひ知りたいものである。

 < 前の日記  もくじ  次の日記 >


ゲンゾー [たまごや石鹸堂ホームページ]