|
今日はボクの住んでいる地区のお祭りだった。 朝早くからたくさんの男たちがオミコシという木でできた小屋の ようなものを担いで笛や鐘の音とともにすごい騒ぎで練り歩いて いった。
夕方からはたくさんの人が、笛や太鼓の音とともにダシという大 きな小屋のようなものを引き回して練り歩いていった。 ダシという小屋のようなものにはチョウチンという灯りがたくさ んついていて、暗い中に色とりどりの光が輝いていてとてもきれ いだった。
でも、たくさんの人がガヤガヤと楽しそうに歩き回って、花火と いう大きな音の出る火花を空に向かってたくさん上げたので、ボ クはとても怖かった。 いつもは静かな地区が今日はまったく違う場所になってしまった ようだった。
人はみんな楽しそうだったが、この辺りに住んでいる動物たちも ボクと同じようにびっくりしたに違いない。 明日の朝、ボスが近くの男たちと一緒にお祭りの後かたづけをす ると言っていた。 後かたづけが済んだら、また静かな地区に戻るだろうか。

|