| 2005年06月09日(木) |
『悪い教育』(要・英訳)見ました。 |
こんばんはー。 調子に乗って買ったばかりのキャミソールを着ていたら日焼けで湿疹の優貴です。
自転車乗ってるとオヤジがキャミを上から覗く覗く! あいつら品性疑うぜ。
今日は昨日の予告通り『バッド・エデュケーション』を見に行ってきました。 早起きして朝イチにちゃんと行ったよー。
『バッド・エデュケーション』(スペイン・2004年) 監督:ペドロ・アルモドバル 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、フェレ・マルティネス
1980年、マドリード。若くして成功した映画監督エンリケ(フェレ・マルチネス)のもとに イグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)と名乗る美貌の青年が映画の脚本を手に 突然あらわれた。あまりに変わった友に疑いを感じながらも、脚本の内容に ひきつけられていくエンリケ。なぜならそこに描かれていたのは二人の人生を変えた、 彼らの少年時代の引き裂かれた悲劇。エンリケを守りたいがゆえに自らを犠牲し、 砕けてしまったイグナシオの心、今もなお変わらぬ愛。でも何かが違う。 本当にイグナシオなのか?真実を求めエンリケはイグナシオの大いなる秘密を 知ることになるのだった・・・。(公式サイトより)
あらすじは、こんな感じ。 私は最初の2行くらいの内容しか知らなかったので、 サスペンスチックな内容にちょっとびっくり。 ていうか、とても良質なサスペンスだったんじゃないかな? 最後の最後まで飽きずに物語に入り込む事ができました。
映像もね、とても綺麗。 エンリケの事務所や部屋のインテリアもさり気に素敵だったし、 2人の子供時代のシーンもよかった。 寄宿舎でのシーンでは独特の陰鬱とした雰囲気が出ていたし、 子供達が裏山の川で遊ぶシーンなんて!犯罪的に美しいの! あと、噂のプールシーンね。
このシーンはガエル、フェレ2人の身体の美しさも勿論見所なんだけど、 イグナシオを見るエンリケの視線が! 熱いの!すごい色気なの!品定めしてるの!
何だか少し興奮気味ですが、 この作品に関しては腐女子的観点から見る余地もなく素敵でした。 ただ、腐女子だからこそ、冷静に見れたかもね。
物語の進行上、男同士の性的描写が出てくることもあるんだけど、 結構露骨って言われてるらしい。 私的はそんなこと思わなかったけどね。 だって漫画だともっとアングルが露骨じゃん。
BLファンタジーと違ってすごくリアリティにあふれる描写だったよ。 まさに戦い!みたいな。でも色気ムンムン☆
このお話って同性愛のお話だから一般の人から敬遠されちゃったりするのかな? でも、今日見て思ったのは、むしろ同性愛だからこそこの映画が際立っていいってコト。
別に物語としては男女のお話としても作れると思うのね。 騙し合う男女の物語。
でも、同性であることで寄宿舎時代の微妙な背徳感が全編に渡って効いてるし、 特に最後の別離のシーンなんてさ、男同士だからこそ、だと思ったんだけどな。
2人は結構あっさりと、会話を交わして別れるのだけど、 アレが男女だったら小粋な会話の別れ、みたいになって、 かえって女の目線から見るとリアリティが欠けて肩透かしなラストかも。 男女だったらもっとドロドロすると思うんだ。 同性愛だからと言って、2人に女っぽい感じが出てないのがいいんだよねー。 こっちが攻!あっちが受!って感じがないのがね。
まぁ、人それぞれ感じる箇所は違うと思うので。 私の感想はこんな感じで。
で、帰ってからはCDを聴いてました。BLとか。 スズが可愛いひと、なヤツとかね。 ホントに可愛いよね。 あと、櫻井がパンツ被るヤツ。 アレ、最高☆ 笑いすぎて死にそう。
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