新・ぽ組じゃけぇ!!
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2005年12月22日(木) 久しぶりに・・・拝啓、新藤晴一様

さっき、ここの日記を長々と書いていたのですが、突然勝手に電源が落ち、一瞬にして内容が全部消えました。(=_=)
とても同じ内容を書く気力が、今の私にはありません。いえ、さっきまではありました。
今の私にはないんです。なので、最小限の内容をここに記したいと思います。
「ジョバイロ」をボリューム最大にして、他のすべての音をシャットアウトして、大好きだったドラマにも
今はまったく目を向けず、これを書いています。

今日、「自宅にて」が届きました。素敵なクリスマスプレゼントをありがとう!m(_ _)m

思えば「自宅にて」の連載が始まった頃は、私はまだポルノファンではありませんでした。
そんな中で、私がいちばん心に残っているのは、「戦争が始まった」です。
この日記の最初の方にも書いてあると思いますが、当時私は、連載の感想を編集部宛に送っていました。

今日は息子の終業式で、学校へお迎えに行き帰宅し、お昼を食べた後、「34丁目の奇跡」(94年アメリカ)
という映画をたまたま見ていました。

ニューヨーク34丁目にあるショッピングセンターを中心に繰り広げられる、自称サンタクロースと
サンタの不在を知っている少女の物語。
映画の内容は、書けたら育児日記の方にでも書こうと思います。書けるかどうかはわからないんですが。

ある事件に巻き込まれた自称サンタクロースは、裁判にかけられるのですが、「We Blieve」と掲げる
ニューヨーク市民たちと、最後にその少女に救われます。

その場面場面に映っていたのは、ニューヨークの街並み。そして、今は無きあの2つのビルが映っていました。

人間っていったいなんなんでしょう?エゴの塊?自分の命を大切にしない生き物?
愚かすぎます。
それに、軽い気持ちで「死ぬ」とかいう言葉を発するのも大嫌いです。

映画を見て、いろんな意味で泣きました。その心のしるしを、ここに綴るつもりでさっきは書いていました。
電源が落ちるまで。
でも今の私は、それを綴れなくなりました。

生まれ変われるとしたら、今度はもう人間じゃなくていいです。
食物連鎖の元に食って食われるだけで、むやみな殺しをしない動物や、ひたすらに生き、花を咲かせたりする
雑草でもいいです。
もしこの星がその頃まで存在していたとしたら、ですが。

もしこの星がその頃まで存在していたとしたら、人間が存在していたら、晴一さんはまた晴一さんで
産まれてきてください。
そしてまた、すばらしい音楽を創り出してください。昭仁さんと共に、人の心を揺るがす音を
奏でてください。

さっきまでは、こんな暗い文章を書いている私ではなかった。
でも今の私には、これしか綴れません。ごめんなさい。m(_ _)m

同じ時代に産まれて、同じ時代を生きて、ポルノの音楽に出逢えてよかった。
「ジョバイロ」を聴きながらそう思っています。

それでは・・・。

                                     かしこ

                                      夏緒


追伸。

彩音のサイトの小説に「絆」というのがあります。その2001年12月にUPした〜白い羽の天使〜は、
「ヴォイス」を聴いて書きました。12月24日に産まれた子供の名は美羽(みう)。
降ってきた雪がまるで美しい羽のようだと、名付けたことになっています。
「ヴォイス」も私にとって、自分が存在する意味を教えてくれた大切な曲です。
よろしかったら、こちらの話も読んでみてやってください。m(_ _)m


いつもは見てないドラマの、エンディングの「ジョバイロ」も今日が最後。
最後は大きな音で聴こうと思います。


聴きました。ドラマの最後で、出てきた小説の主人公(?)が明でした。
私の「WOLF」の主人公も明良(あきら)です。なんか少しだけ笑うことができました。


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