新・ぽ組じゃけぇ!!
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2001年10月11日(木) 親愛なる新藤晴一様

PATi・PATi 連載「自宅にて」 〜負の力〜、読ませていただきました。

つまりは、やはりこういうことだったんだと知りました。
私は言葉と真剣に対峙している人が好き、ということ。
それは小説やエッセーの文章であったり、詞であったり、形はさまざまです。
ハルイチさんの歌詞に惹かれたのも、きっとこういうところからだったに違いないです。

自分の心から次々と湧き出でてくるものをそのまま書ける時、
それがあなたの言うところの、「負の力」が働いていない時なのでしょう。
私にも時々、そういう力がみなぎる時があります。

しかも、あなたの「バイオリズム3ヶ月周期」理論。大きくうなずくほど納得できます。
3ヶ月ごとにみなぎる時期と何にもする気が起きない時期がやってくる、と。
私の場合、周期が同じというわけではなく、3という数字が同意できる大きな理由です。
3ヶ月。3年。これが魔の時期になっているのです。
働き出して3ヶ月、穴がぽっかり開く。3年、これでええんじゃろか?!と悩み出す。
私の場合、落ちるのは3ヶ月といわず、1ヶ月でやってきたりしますが、
よく考えてみれば、その魔の3ヶ月・3年は、ハルイチさんの言う「3ヶ月周期」に当てはまっているの
かもしれませんね?

「傲慢になれないから、自分の可能性ってどうなんだろう?って疑っているからできること。
 誤解を恐れずに言うと、弱気だからできたもの。弱気だから繊細に考えることができたもの。

 それが今回の『ヴォイス』の歌詞です。」

今まで読んだ「ヴォイス」のインタビューのどの文章よりも、理解ができたような気がします。

あなたは今までこう書いた方が気持ちが伝わりやすいって、歌詞の書き方を工夫していらっしゃいましたよね?
今でもその心に変わりはないのだろうと思いますが・・・。

以前、「作詞のしかた」のような本を図書館で借りたことがあります。
別に作詞をどうこう、というわけではなく、自分が趣味で書いているものの参考にしたかったからなんです。
「別にむずかしい言葉を並べ立てる必要はない。むしろ誰にでもわかりやすく書くことが大切」
といったようなことが書いてありました。

「負の力」が働いている時こそ、むしろ素直に心が露わになるのかもしれない。
それ以上もそれ以下も書けない、という意味で。
そういう時の文章は、同じ感覚を味わったことのある人なら、必ず伝わると思います。
と、書けない自分を認めながら、少しずつ心を書き留める日々を送っています。

「負の力」・・・「負」どころか、「正」の力をいただきました。
どうもありがとうございました。
これからも連載、そしてラジオ・テレビ、楽しみにしています。

岡野昭仁さん、白玉雅己さんにもよろしくお伝えください。


追伸:昨日のラジオでの話ですが。
   「PVでアキヒトの史上最悪のブサイク顔」と、ハルイチさんが豪語した
   「ミュージック・アワー」でのネズミ捕りに手をはさまれた時の顔。
   私、今まで見たことのないアキヒト顔なので、気に入ってるんですけど?
   「そりゃまた物好きじゃなー?」というハルイチさんの声が聞こえたような?
   ええ、いいんです。(ё_ё)


夏緒 |HomePage

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