dependance diary** 2004年10月、彼が逮捕されました。
突然の出来事に戸惑いながらも奮闘した日々。
そして2005年2月、執行猶予4年と言う判決を受けて彼が戻ってきました。
そんな私達の毎日を綴ります。


dependance diary**





■初めての拘置所へ。
2005年01月05日(水)


遅くなりましたが、
あけましておめでとう御座います★☆(^ー^)★☆
実家へ帰省していた為更新が出来なくてごめんなさい;


おみくじで「待ち人…来ず」と出て、
軽く凹んだお正月でした(¬w¬;)





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今朝、今年初の面会へ行ってきました。




塀の横に沿った長い道を10分ほど歩き、
初めて足を踏み入れる拘置所は
余りにも大きな建物で圧倒されそうになりました。
それと同時に、何故かとても不安な気持ちになった…。
あそこは彼の罪の重さを改めて感じる建物だ。





受付用紙に続柄「内妻」と書き提出。
拘置所は被告人に対して1日1回1組の面会しか許されていないので、
面会出来るか不安でしたが、無事通過。
(拘置所へ居るのは私しか知らないから当たり前か…笑)
受付番号と面会実施フロア・
面会者人数が記載されている面会受付票を貰う。
隣りの面会人待合室で5分ほど待っていると(TVがあった^^;)、
番号が呼ばれると同時に電工掲示板に該当する階の番号が表示された。
そして奥の検査室に入り、
金属探知機を通り、手荷物を検査される。
私は手荷物をロッカーに入れてたのですぐに検査通過。
廊下をずっと歩いてエレベーターホールから指定された階に上がる。
(これが、これで良いのかって不安になる位長い…汗)
指定された階の窓口に窓越しに面会整理表を提示すると、
そこでやっと面会室に案内された。





留置所と全然違い、
長い道のりだったなぁぁ(;−−)=3
でも全然待たされなかったので意外でした。
(1時間以上待たされるのかと思って朝一で行った爆)



面会室に入るとすぐ彼も入ってきた。
私の顔を見るなり叫ばれた。



「あ〜…良かったぁぁ!」




?!(・・;)


イブに拘置所へ移監になって
私の手紙が行き違いになったのと、
年末年始を挟んでしまい手紙が届かなかった、
そして昨日私が面会に行けなかったから、
そのことについて連絡が行ってない彼は、
私が死んでる・又は実家に戻されたんじゃないかと不安だったらしい…
電報を打とうとしたら私が来て気が抜けたと言う(笑



凄いホッして笑顔な彼を見て
可愛いーvvなんて思っちゃった自分…(><*)




と言うか
やっぱり予想通り、彼は風邪を引いていた;
ガラガラ声でゴホゴホ言いながら喋ってた。



(−−)
(∩∩)
↑こんな感じで不安なまま年を越したとか言ってたっけ。
ゴメンってば…(^ー^;)




何だか大した話もしてないうちに(多分10分弱)
看守さんに終わりを告げられた。


彼が「また来てね」って言ったのに対して
私が「もう裁判の日まで行けないよ…」と返すと
彼が物凄い悲しそうな顔になった。
「仕事明日からなんだ…ゴメン…」と言うと
「あっ…そっか」って笑っていたけれど
目が笑ってなかった。
物凄く悲しそうだった、、
その目を見るのが辛かった。。




本当は私だって毎日会いに行きたいよ。
でも生活して行くのに働かなきゃならない。
ゴメンね…




「11日頑張ろうね。」


「うん。頑張ろうね。
 ○ちゃん気をつけて帰るんだよ?」






風邪を引いているせいなのか
彼が物凄く弱弱しく見えた。
留置場にいた頃はいつも元気よく手を振ってくれたのに、
今日はフラフラと元気のない手の振り方だった…。
そんな彼を見て側にいて抱き締めてあげたいと、強く思った。。
何もしてあげれない・裁判の日まで会いに行けない自分が悔しくて
泣きそうになったけれど、今日は私が元気良く最後まで笑顔で手を振った。
ここで私が泣いたら彼はもっと弱ってしまうと思った。


看守さんに肩を押されて去って行く小さな後ろ姿、
ドアが閉まったと同時に涙が出た。





今日も好きだと言えなかった。
どうしていつも忘れちゃうんだろう…





泣きながら長い廊下を歩き出口へ向かった。
受付表を返して荷物をロッカーから出し、
差入売店でこれでもかと言う位お菓子とみかんの缶詰・本を買い、
差し入れ用紙に必要事項を書く。
5000円の現金も差し入れた。

せめて体だけでも早く元気になって欲しいから…。
ちゃんと食べてね。。










拘置所を出ると
空は快晴。


大きな拘置所を見つめながら
長い塀にそって歩いた。





来週は裁判。
その日に判決は出ないかもしれないけれど、
今月中には確実に決まる。



今日、
この先どうなるか分からないという不安は
彼も一緒だったんだと痛感した。




あんなに弱っている彼を見て
私は執行猶予でも実刑でも
どちらでも結果を受け止めようと
そして待とうと
強く誓った。




馬鹿かもしれない。
ダメ男かもしれない。
この先苦労する事だって分かってる。


でも今の私には
それしか答えがない。
他の選択肢を選べない。








負けてたまるか。






















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