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2009年03月06日(金) 最後の瞬間燃え尽きるまであきらめない

ここのところずっと、いろいろ新しい仕事を始めているせいで、頭の中の大半の部分がそっちに向かってフル稼働中。そのせいか、仕事が終わっても、仕事以外のことが思いきり希薄になってしまいヤバイです。
おまけに環境の変化は日中だけにとどまらず、引っ越ししたせいで、いろいろ必要なものが見えるところに無かったり、ゆくえ不明だったり、あった筈なのに消えていたり(笑)な展開にも疲れてきます。
そんなこんないろいろてんやわんやでも、土日に関西へ戻ってきてしまえば、そこは何も変わっていないので、ほっとします。こうやって精神的にもリフレッシュできる自分は恵まれているなぁと思うのです。

好きな人のイベントへ行くのは、ぜんぜん苦ではないし、むしろ万難を排して行く算段をするのも楽しい作業なのですが、それでも、そこへ至る道のりに苦難が多かったり、あまりにも日程が難しいと、やっぱり辛いです。あああ、何ともしがたいなぁ、とじたばた。
集中と選択の時期なのだと自分に言い聞かせ、行けるイベントでの一期一会を大切にしていきたいと思います。
とにかく、3連休の真ん中の日というのは、ちょっと家族持ちには辛い日程。

キャシャーンSINSの22話をみると
ディオを演じた森川さんが、人生について考えさせられるものがあったというコメントを裏付けるような展開にいよいよなってきました。
ルナに絶望し破滅願望に駆られたキャシャーンがずたずたになっているのを助け出し、再生を待って闘いを挑む様は、既に自らの身体に深く進行する滅び意識しているからこそ、残された力を総て戦いについやし、一瞬でも激しく輝こうとするディオの、壮絶なまでの自己の存在意義の問いかけは、本当に深いものがあります。
ディオの意志がキャシャーンの心にも深く突き刺さり、物語を結末へと向かわせるようキャシャーンを突き動かしてます。
次回はどちらかが粉砕するまでとことん闘うのかな?
もちろん勝敗は闘う前からついているのですが、それでも挑むのをやめないディオ。
これがもう超美形だから、見る方は困ってしまいます。

それにしても、今だ謎多きブライキングボスの内海さん、欲望に押しつぶされそうなレダを演じる小山(まみ)さん、傷が深いほどに再生の苦悶にあえぐ壮絶演技の古谷さん・・・吹き替えでもめったに囲まれそうにないそうそうたるメンバーに吾して、純粋でひたむきなディオ演じる森川さんの演技も、役に相当シンクロして(入り込んで)いる感じがします。とにかく、この作品の濃縮した25分間の役者さん達の緊張感が、もの凄く伝わって来ます。

本当にディオみたいな行き方ができれば素晴らしいことなんですが、どうしても妥協してしまうし楽な方へ逃げてしまうのもまた人間の性ではないかと・・・

web拍手を沢山いただきました。
いつも本当にありがとうございます。

3月以降しばらくはモリモリのイベントラッシュです。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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