声優さんと映画とアニメと
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2007年02月27日(火) |
聴いた順番がまずかったかも・・・ |
今日は九州です、あったかいですねぇ・・・お城の有るところ、すぐ近くのビジネスホテルから書いてます。 昨夜はいろいろと選り取りみどり森川さん状態でして、とりあえずいくつか消化(笑)したので、感想第1弾。以下は観た(聴いた)順です。
(以下、一部誤字脱字修正しました)
冬の蝉OVA1巻 なかなか、予想よりも綺麗だったのでひと安心しました。 作画は春抱きに比べるとかなり上のレベルですが・・・アボルダージュのシーン、やたらにちょんまげ頭が沢山で、かなり気になってしまって、思わず爆笑。シリアスな気分が・・・・どうにもあのシーンはちょとっと・・・ メインキャラ二人のアップは原画の構図や原作者の絵が参考になるのか、かなり綺麗だなって思えるシーンも多かったですが、引きの画面では、なんだか構図が平凡というか、もうすこし劇画タッチにしてほしかったシーンもちらほら・・・全体の出来は作画50点音響80点演技95点構成脚本80点という感じです。 脚本的(演出的?)には、声優さんが最後のコメントでも触れてましたが、掛け合いの間の取り方が結構上手くて、なかなかきちんとした台詞劇になっておりました。そして森川さん三木さん森久保さん他のかたがたの演技もなかなか良かったです。長州の討伐隊幕僚会議で草加がほぼ標準語なのに対して、大将がものすごい土佐弁なのがリアルでした。まあ留学帰りとそうでないもの(草加は江戸詰めだったし)というコントラストかな? 森川さんも三木さんも本当に集中していて、細部までキメ細やかな演技で・・・すばらしかったです。 演出での惜しむらくは、エンディングの入り方が唐突だったこと、あと作画では色指定が一部妙な感じがしました、もっとトーンを統一して江戸時代のひなびた感じで統一するか、暗めのトーンが良かったではないかと、たまにシーンによって色鮮やか過ぎて・・・ でもとりあえずは、2巻目3巻目に期待。 岩城さん(CV森川さん)が歌うエンディング、こうして改めて絵付で聴くと良い感じですね。 できれば、イントロを物語の途中から始めて、1番は草加のバックで、1番の後半からテロップにって感じで演出してほしかった気が・・・ 全体に、やっぱり30分では短くて物足りない、せめて60〜70分x2巻にしてほしかったなぁ・・・お話的にも30分x3は盛り上げにくいのでは・・・今回も切りどころ微妙だし・・・(けっして文句じゃないです)
スレイヴァーズヌード(BLCD) 超絶美形の深窓の令息な柊一様(櫻井君)を奴隷といいながら溺愛している、実は使用人であり、しかもお坊ちゃまに代わって辣腕を振るう若き会社社長の冴木(モリモリ)の二人が、勝手な双方の思い込みで(というか柊一が鈍感もいいところなんだけど)すれ違ったかと思えば、周囲の言葉で事実に気がつき、とうとう分かり合う一歩手前のニアミス状態まで到着、二人ですごすクリスマスはとてもとてもしめやかで厳かで濃厚な愛の交換でした。自分の気持ちを素直に打ち明けられないゆがんだ冴木も凄いですが、まったく彼の態度や行為を愛情からだとは気がつかない柊一様は天下無敵です。 有る意味、これは相当に王道のBL作品(ファンタジー)です。 主演の二人の演技の上手さは別格。特に攻めの帝王である森川さんの、もっとも正統派の低音声、なおかつその台詞回しは流麗かつ丁寧語の嵐(でもたしか御本人は丁寧な台詞は苦手って、エルンストなど、でもそんなことこれっぽっちも感じさせないです)。やはり帝王の名をほしいままにして現在も君臨していることを皆に知らしめている一本とでも言うべきか?今のポジションを誰にも譲るつもりのないことを他の攻め系の役者さんに見せ付けてるのではと疑ってしまうほどに絶品です。 そしてこれまた、櫻井君ファンはきっと悶絶しているであろう、柊一様のツンデレぶりの天然さ(櫻井君は天然系が似合います)。最近聞いたBLは結構あっさりと行為の途中でフェードアウトするのも多かったのですが、この作品は真っ向勝負でとことんやってくれます。その絡みのシーンでは、徐々に官能の世界に溺れてゆく二人の様子、そして濃厚なあえぎっぷり、とにかく二人の演技の息の合いっぷり半端じゃなくて、こんなにも濃厚で熱い愛の交換をしている二人が、並んだマイクをはさんで声だけで演技しているとは、ちょっと想像できないシンクロ濃厚ぶり。久々に絶品で最高峰の絡み演技を聞かせてもらった気がします。これは本当に凄い。櫻井君も本当に上手いなぁ・・・。 って、絡みだけじゃなくて、二人のさりげない台詞のやり取りの間も、なんだか本当に絶妙で、気持ちのすれ違いというか行き違いっぷりに、聞いているこちらはずっとやきもきする、そんな会話メインなので、たっぷり二人の台詞が聞けた気がします。 賢雄さんが別録りなのは今回残念でしたが、そんなことこれっぽっちも感じさせない演出の上手さもありました。 このシリーズ、このまどろっこしさが嫌いというか好きというか(どっちだでもいいから)とにかく二人が幸福に結ばれるまで聴くのをやめられそうにないです。(最近では原作まで読んでしまう) でも、どうしても、主人公の柊一様も冴木も、その性格なんとかしろよ状態だし、そんな会社ありえないでしょう状態だし、そんな天気最近ならあるけど普通じゃないよね(冬の雷そして翌日の雪)なので、有る意味フィクションとしてもかなりなものです(笑)。 本当に久々にフリートークが入っていて、いきなり櫻井君が”森川さんかっこいい”とつぶやいてますが、痩せたこと?攻め声が?どっちかなぁ?結城さんが今回櫻井君の弟役なんだけど(以前からそうですが、忘れてました)、本当に声が若いですねぇ。それと成田さんがモリモリにいじられて恐縮している様がかわいかったです。
マ王DVD特典CD コンラッドとユーリの会話だけのショートストーリィと二人だけのフリートークが入ってまして・・・ しまったなぁと、なにしろスレイヴァーズと同じ組み合わせなもんで。森川さんのコンラッドは冴木ほど低音ではないにしても普通に低音ですし、なにしろ櫻井君の声のトーンがほぼ柊一様なので(爆)、世界が違うといことを頭ではわかっていても耳が信じてない(笑)。どうもひきずってしまって、頭が腐った方向にしか聴けない恐ろしさを初めて味わいました(爆)。とはいえ、こちらも良かったです。何がって二人のさりげなさが絶妙で、何気ない会話なのに、二人の信頼関係がとてもよく現れて居ました。これは、その後という設定なんですね・・・ こちらではコンラットの絶妙なボケっぷりと、陛下の天然ぼけっぷりの相乗効果からくる会話劇で、お互いのボケ合戦からくる微妙なずれ加減が素敵で、今回はなかなか脚本も良かったのではないかと・・・特に最後の終わり方はあからさまにこのカップリングの萌えを狙ってますね演出家さん?といいたくなりました。 フリートークは自分の前世は何かを考えるというもので、森川さんはライオンらしいです(ブロック状の生肉に反応してしまうところとか、王様嗜好(らしい)なところとか・・・、でもって櫻井さん同意)。それと二人はヨーロッパに反応する、なにか失った記憶があるらしい(笑)。 あと、森川さんが若いときにやったお仕事で、くるみ割り人形ショー」(町田の駅前でやったお仕事でしたね。以前にもなにかのフリートークで、青ニの若手のお仕事で普通に着ぐるみショーとかあったという緑川君の話を受けて、自分もかけ出しのころにやったと言っていた記憶ありですが・・・)。今回のコメントでは、それは今と比べて半分ぐらいの体の時(厚み?体重?)の若いころということ(きっと20歳ぐらいのころですね)白いタイツをはいて踊ったとのこと。(本当にくるくると踊ったらしいのですが・・・お姉さんはマジそれ観てみたかったですよ(笑)、どなたか8ミリとかに録画してませんか?(爆))そのタイツに妙に懐かしさを感じるとのコメント、それって三銃士みたいな映画のシーンを想像してるのかな?でも昭和30年代40年代ぐらいまで、子供は男女問わずタイツはいてたじゃないですか?幼少のみぎりの時代の智之君もきっとタイツはいてたと思いますよ。
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