声優さんと映画とアニメと
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2006年12月29日(金) |
普通の男ばんざい(追記あり) |
It's all about love「アンビリーバブル」ジェネオン キャスト(箱裏より) ジョン:ホアキン・フェニックス(森川智之) エレナ:クレア・デインズ(魏涼子) マルチェロ:ショーン・ペン(山路和弘) マイケル:ダグラス・ヘンシュオール(家中宏) ディヴィット:アラン・アームストロング(秋元羊介) ベッツィ:マーゴ・マーティンデイル(藤生聖子) 2003年101分アメリカ
あらすじ 2021年の近未来、謎の心臓停止病が蔓延、死者の発生が日常茶飯事、路上に倒れる人を平気でまたぐ都会の人々。 ウガンダでは異常低温で多数の死者が、そして奇病が男子のみに発生、そんなTV報道が流れる中、しばらく会って居なかった妻エレナに離婚届けのサインをもらうべく訪れた夫のジョン。妻エレナは世界的に有名で人気を博すフィギュアスケート選手。彼女の廻りには彼女の人気を維持しお金を儲けるべく数多くのスタッフやマネージャ達が取り囲む。久しぶりに再会したジョンは、エレナを取り囲む不穏な空気を察知し、彼女の願いを聞いて二人で逃亡を試みる。一方世界は、異常気象が悪化、真夏のニューヨークに雪が降り、世界的に極端な冷却化が進行・・・
不思議な感じで始まり、どんどんサスペンス仕立てで進むのですが・・・結論、ものすごく変なお話です(笑)。 ホアキンもショーンペンも良く出たなぁ・・・(スクリプト読んだら普通は出ないと思います。謎) 主演のホアキンが激やせで、ウォークザランと撮影時期が近い感じ。演じる彼は、普通の教師でアクションするわけでも、鋭く推理するわけでもなく、妻エレナの周囲の環境に振り回される役。そんなこんななので、森川さんの声のトーンは中音域で普通の男性を自然に演じる時の柔らかめの甘い声。炎のメモリアルの時とも同じで、森川さんならではのホアキン声、ほぼ出ずっぱりなので出番は結構多いです。妻役のエレナの魏さんも、夫役の森川さんの演技と雰囲気が良くマッチしていて、不思議な世界で一番不思議な人を演じていながらも、とても自然なカップル。家中さんのマイケルがエレナの兄で、ちょっとお調子物、ショーン・ペン演じるマルチェロはジョン(ホアキン)の兄の役、彼とはずっと電話で喋っています。出番は少な目ですが、山路さんを起用しているのがまた渋い。アンビリーバブルという邦題がまたぜんぜん的はずれで変、原題の方がジョンとエレナのお話として正しいと思います。 やっぱりそこいらのDVDショップで売っていないはずです、これは・・・笑、これはホアキンのファンと森川さんファンならレンタルででも借りて観てみるのもアリかも(残虐シーンはないですが狙撃シーンあり)。
*ここから追記 アンビリーバブルって邦題どこから来たのかなぁ?一晩考えたがわかりません(笑)が、キーワードは空飛ぶウガンダ人男性病(謎)、異常気象、クローンでも何でもないなの?(謎2)。まあ、変なんで最後までつきあっても謎は謎なんですが・・・笑。最後の方で愛を貫こうとしてあがく二人は絶体絶命に・・・森川さんの号泣男泣きの演技あり。これが救いかなぁ・・・いやストーリィはともかく、モリモリの演技はホアキンの不思議で中途半端な表情が相乗効果で気だるくアンニュイで魅力的です。惜しいなぁ・・・監督さん、こら、おい(笑)。
グエンダルの変態度が急速アップ(笑)壊れたグエン大塚さんとアニシナ毒女高山みなみさんの絶品の演技に痺れました。(甲斐田さん覆面出演です) というわけで「閣下とマのつくラブ日記!?」 しかし・・・アニメはあんなにぐだぐだで微妙な話が多いのに、どうして裏マCDはこんなに面白いのでしょうか?しかも、この作品のキャストはCDドラマでは至上最上級の演技力を発揮して絶品の駆け引き聴かせてくれて凄いです。しかし、森川さんコンラッドの出番すくないなぁ(ぶーぶー)、と、なにはともあれやっぱり凄く素敵でした、とくに弱ってるときのコンの声は犯罪的に素敵で悶絶しました。(でもやっぱり最近の森川さんは全体に声がやや低めのような・・・でもそれがよけい素敵でぐっとぐっと、笑) それにしても、井上さんのはじけっぷりにも、いまさらながら感心。森川さん出番少なかったので抜きかと疑ってましたが、フリートークの冒頭の井上さんのギャグに「あははは」と笑う声が聞こえて、ひと安心でした。
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