声優さんと映画とアニメと
もくじ一覧前の日次の日


2006年12月07日(木) やさぐれないでねシンちゃん

NANA
面白くなってきました。声優さんがみんな上手すぎ・・・朝1回見て、夜帰ってからまた見てしまいました。
演出や画面構成や音楽の使い方もうまいし、ギャグシーン(なのか?)とのコンビネーションはたまに微妙ですが、いい出来だと思います。監督さんやるなぁ・・・でもこれ18禁とまでは行かなくても15禁ぐらいにはすべきじゃないかなぁ・・・後、喫煙は18歳以下は禁じられてます、タバコは発ガン性があります、すいすぎに注意しましょう、周囲に配慮しましょうのテロップをながしながら喫煙シーンを放送すべきじゃないかなぁ・・・ちょっとタバコのシーンと台詞がやたらに美化されてて気になってしまった。
それにしても、今回の脚本は秀逸、言いえて妙だと納得感動してしまったディレクター?の一言
「ろくでなし男とミーハー女の行く末」凄い、すばらしいというか図星過ぎて笑ってしまいました。
でもって、ここに来て急激に、NANAという作品そのものが「ろくでなし男とミーハー女の感情にまかせた行き当たりばったり行動の顛末記」のようです。回り全員が被害者となって振り回されてる感じかな。
今回一番かわいそうだなって思ったのはシンちゃん(石田君、演技が若くて上手いなぁ・・・素晴らしい)。レイラもノブもヤス(関君も上手いねぇ)もハチ子も一応かわいそうなのかな?でもって必要以上に自分をかわいそうに思っているナナと蚊帳の外のレン、まあ今は彼は仕方ないか・・・笑・・・で、ぜんぜんかわいそうじゃなくてわが道を突き進んでいる、いわば元凶の片棒かついでるタクミ、面白いなぁ・・・。
森川さんのタクミ、声のトーンが、どうにもこうにも優しいというか、ぜんぜん冷血な感じがしなくて、むしろ天然系の色男になっているので、キャラとしては憎みきれない・・・というかますます好みのタイプ(爆)になってきた雰囲気。冷静に考えればタクミの行動は本当に自分本位の傲慢な奴なんですが・・・もっともっと冷淡な声音で失言暴言をばんばん吐いて、へっちゃらの顔ですぐにプロのお姉さんとか芸能人とかとでも浮気してくれたら、少しは嫌悪感が出てくると思うのですが・・・実際に目の前にこんな男が居れば、きっとむかつく野郎なんだろうけど・・・むしろ女性ではハチ子タイプが苦手なのかな?タクミよりハチ子にちょっと呆れるナナの気持ちがわから無いでもない・・・でもナナのハチ子への執着を理解してあげるのは難しいけど・・・
リアルのミュージは、もっともっと最低男が多いので(たとえば、おっかけ友達の彼氏とか・・・笑)、タクミという男、自分勝手ではあるが、言うことが素直な直球で、仕事至上主義なので、ミュージシャンとしては合格。芸能界でビジネスする上では、かなりまともな奴、さすがに人気バンドのリーダーを張っている(支えている)だけのことはあるなぁと思ってしまった。(作者の意図とか設定を知らないので、勝手な印象書いてマスが)。

さて、そういえば、いつのまにかレイラの台詞にもなれてしまった感じ、最初は歯が浮いて仕方が無かったのですが・・・今では、きっとこんなうそ臭いしゃべりの女でも、きっとどこかに一人ぐらいは居てもいいいかって思うようになってしまった。(笑)そうだ・・・デスノでもレイラなミサミサが出現まじか・・・冷汗

WEB拍手とメッセージそしてエンピツの投票ありがとうございます。
仕事の労をねぎらってくださるメッセージをいくつかいただきました。本当に感謝します。疲れが和らぎます。

ということで、中日が終わりました。
今日も一日立ちんぼで足が痛いですししゃべりすぎで喉が痛い・・・会社の人に、よく1日ずっと同じトーンで説明をつづけていられるねぇと感心されました、どうやら世間の人よりは喉がつよくて声が良く通るので、昔から部屋の隅で囁いていても向こうの端でも聞こえる、といわれ続けてきたので、演技は出来ませんが声を使う仕事に本当は向いてる喉みたいです。アナウンサーになりたいなって一瞬思ったことがあったんですが・・・でも、人の書いた原稿読むより、その中身を書きたいほうだったので、大学時代にアニメや放送劇みたいなオーディオ劇(ラジオドラマと呼んでました。オンエアーもされないアマチュア作品ですが・・・)の原作書いたり演出したり、音源製作したり(効果音入れたりBGM入れたり収録時に演出と同時に録音技師やったり、その後全部編集してカンパケつくったり)が大好きで演じるのは役者の数が足りないときとか、ガヤや色物だけでした(笑)。

さて、後1日だぁ・・・がんばります。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

web拍手↑