声優さんと映画とアニメと
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2006年11月15日(水) テキサスからこんにちわ

日本では16日ですが、こちらはまだ15日夜です。
今回は仕事のスケジュールがなかなか決まらなくて、事前にフライトを予約できなかったもので、空いてる航空会社を選べずに渡航しました。そんなこんなで、ものすごい久しぶりにAA(アメリカンエア)のエコノミークラス、しかもほとんど最後部に押し込められて、混んでて狭くて眠れない・・・貫徹のままの国内乗り継ぎでも強風(アメリカの地方によってはものすごい数のトルネードが発生中)の影響でフライトが遅れまくり、なんとかやってきましたテキサスでもアメリカフットボールの聖地であるオースティン(笑)。大学リーグが一番強いみたいです。

で、飛行機ではワイルドスピード3とモンスターハウス(3DCGアニメ)ともう1本タイトル忘れました、が吹き替え版でした。が、残念ながら森川さんには出会えず(でもCGアニメで高木渉君の声がしそうだ・・・と思ったキャラから彼のおとぼけ声が聞こえてきたときは、思わず小躍りしました)。
帰り便と来月の出張も同じルートなので、もっと沢山CDを持参する必要があります。

さてそんなこんなで、未視聴だったCDを何枚か聞きました。
なかでも、出色だったのが、他でもない・・・

Sでごめんね
女王様な主人公(アメリカンハーフの双子の片割れ?)緑川君は高校生。彼と温泉の風呂場で出会っていきなりエッチをする関係になるほど恋に落ちる相手が森川君。この後に緑川君たちが通う高校の教生の先生としてやってきます。緑川君のいとこが子安君で、なぜか双子の片割れのおとぼけ兄弟とそれぞれの恋人(あいかわらずホモだらけの世界)などなどが同じマンションに暮らしてます(高校生の巣窟)。
さて、森川君と緑川君は(役名は朦朧としてて覚えてません、笑)はお互い一目ぼれみたいにして恋に落ちるのですが、メイクラブシーンになってお互い探りあっているうちに双方がSであることに気がつく、どちらもイニシアチブをとろうとして猛烈な駆け引きに・・・。とにかく一筋縄ではいかない強烈なツンデレキャラと化した緑川君の強気受けでまさに女王様たろうとするところへ、戸惑いながらもめちゃくちゃ響く最強の低音のS攻めの権化のような森川君、言葉攻めだけでは攻略できないぞ・・・というとても面白い展開、この二人の息のあった絶妙な台詞の駆け引きと濃厚な絡みは、お話としてはファンタジーなことが多いナンバラン作品(面子もまったくナンバラン作品常連ばかりですね)としては飛びぬけて面白かったのは、題材のせいかなぁ・・・とにかく、単純で甘甘のからみや息のつながりだけのラブシーンでなく、台詞や声にならない声で、お互いに感情や本能が錯綜するのを表現していて、二人の絶妙絶品のコンビネーションが聴ける。
他のBL作品(つい最近病院もので同じ森川x緑川で聴いたばっかりですが)と比べても、BLのからみシーンという部分だけに着目したら秀逸な仕上がりの作品と思います(行為の描写はあっさりめですが、駆け引きが凄いという意味で)。これ・・・掘り出し物じゃないかなぁ・・・とにかく、森川さんの声がこんなに低音なのに良く響いてしかも台詞がとことん素敵な作品は最近ではちょっと思い当たらない。聞き惚れてしまいました。
フリートークで、温泉で隠す(どこを?笑)かどうかの質問に、一人一人が答えるのだけど、個性がでてて大爆笑。ここのフリートークでやっと、寺島君と小野君がいたんだぁと気がついて、いまさらながら若手の声が上手く識別できないことに苦笑。しかし、さすがわモリモリとコヤピー、二人が一番漢な回答でした。

彼とダイアモンド
恋するジュエリーデザイナーの続編でした(聴き始めるまで知らなかった・・・)
宮田君が、若手で才能あるジュエリーデザイナー。彼の恋人でありデザインチームのチーフである才能裕かな黒川に森川さん(こっちの作品では君読みよりさん読みが似合いなので)、菊池正美さん(あらぁ天地無用の天地君だわ)が横恋慕を虎視眈々と狙う宮田君の親友で同僚、一条さんが彼らの上司のイタリア人。今回は宮田君に婚約指輪をデザインさせる若い女性が登場、実は黒川チーフとかかわりがあることが分かりショックを受けて黒川チーフと分かれようとするお話。
おまけ8cmCDがついてて、こちらはネットラジオ風社内ラジオ仕立てになっているので、全員(先の4人)が完璧にキャラを維持しながらもお遊びの駆け引きがあって、これまた面白い仕上がり。本編よりクールで鬼畜系になってる森川さんが素敵。
こちらの攻めの森川さんが、絶妙なまでに育ちのよさと天然のクールさ(それがいやみがないのが凄い)を出していて、チーフとしての仕事の台詞回しも含め、これまた絶品の役作り。どうして、どうやったら、あんなに育ちのよい人をあんなにもやすやすと演じきれるのかなぁ・・・
とても外画ちっくな台詞まわしの数々に、思わ場面を想像してしまいました(汗)宮田君は声と台詞の雰囲気が、なんだか昔の石田君に似ているのに気がつきました。良い声質だなぁ・・・
これの森川さん、まさに素敵モード全開でした。

他にも聴いたのですが、眠いのでまた後日・・・


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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