声優さんと映画とアニメと
もくじ一覧|前の日|次の日
2005年06月27日(月) |
オビワンケノービは・・・(追記あり) |
オビワンケノービ 常に沈着冷静、時折ユーモアを交えるが、基本はまじめ。 自由奔放な師匠に翻弄され、跳ねっ返りで人の言うことを訊かない弟子に常に悩まされつづける、永遠に板挟みの中間管理職。エピソード1では師匠にぼやき、エピソード2では弟子の行動に一人ぼやく。ジュダイの中でもトップクラスの知性と判断力と剣とフォースの力を持ち、行動力と若さを買われ、常にもっとも重要かつ危険な任務をこなす。そんな彼が苦手なのは、実は戦闘機で飛ぶこと、エピソード2ではヘッド親子との空中戦でぼやくことしきり、エピソード3でも似たようなぼやきがでる。苦労人である。 スターウォーズ1から3のエピソードを通じて、一番その人となりの描写が詳細であり、ルーカスにとっても思い入れの強いキャラなんだと思う。
ユアンマクレガーがものすごくハンサムに見える(そんなにハンサムな人じゃないと思うんだけど・・・)ライトセーバーでの立ち回りが、特に格好良い。 森川さんの声が実にしっくりと嵌っている。
今日は出張した関係で、早めに家に帰れたのでエピソード2を先にDVDで観ている。実は吹き替え版でまともに観るのはこれが2回目。劇場でも観たが、本音を言うと、このエピソード2はあまり物語として集中できない、なんとも話が散漫なので、何回も観たいと思わなかった。でもマクレガー森川の演技が堪能できるので、もうすぐ見に行くエピソード3のために、じっくり観てオビワンを研究。良いキャラだ。 それにしても、どうしてエピソード1も2も話の作り方が散漫で、伏線もなにも無いのだろか・・・ドゥークー伯爵がめっちゃ格好いい(声の羽佐間さんがナイス)メイスウィドウの格好良さはクローン大戦を観ないと駄目かも知れないが、おそらくジュダイナイト最強の剣士である、またジュダイ全体を導くのはマスター・ヨーダ、精神感応力も知性も(剣の腕も)最強である。
弟子と師匠の減らず口合戦はエピソード2でも3でも話の導入に使われているが、この演出は大好きだ。
「鬼絆(きずな) この陰りある哭(こえ)のままに」 インターとムービックのコラボレーション企画のムービック側のストーリィ 主役は鬼崎凱(きざきがい)を福山潤、酒呑童子役が森川智之、その他森久保祥太郎、神谷浩史、緑川光、堀内賢雄、平川大輔、三木真一郎、岸雄大輔、檜山修之、小西克幸、鳥海浩輔 もの凄いメンツで、話もドラマ性があって演出もスピード感がある。 とにかく、森川さんがいつも以上に気合いが入って楽しんで演じている。 最近アニメでは近い雰囲気の役もがあるが(スピグラ)、ドラマCDでこういう役は珍しい。森川さんという役者を知ってる演出家なら、歯の浮くセリフの2枚目だけでなく、こういう役もも森川さんは似合ってるし得意なんだという事を知っているのかと納得。ちょっと嬉しい。それぐらい面白い演技。役者としての旨味や演技力が存分に現れて絶品。声がやたらに清々しいコンラッド系も絶品の美声だが、この作品のように、声をわざと低くしてすこし濁らせて、しかもちょっと腹筋に力を入れてるのにあまり張ってない、絶妙な酒呑童子用のつくり声は、カオスレギオンで一瞬闇に落ちた時の雰囲気に近い、こんな演技もできるんだよね・・・めちゃくちゃ魅力的。 周りの声優さん達もみなさん気合いが入って良い演技。 こんなドラマだとはぜんぜん想像してなかったので、良い意味でちょっと驚いた1枚。福山君、エターナルガーディアンでの役より良くやれてます。 発売が遅れてるインター側の作品とどうつながってゆくのか、聴くのが楽しみだ。
「裏マ王 本家スペシャルVer」 グリエ・ヨザックが弾けてます。竹田さんはTVでは聴けない絶品の名調子。歌もセリフも最高だ。コンラッドな森川さんとヨザな竹田さんとの掛け合いは絶品。井上ギュンギュンと大塚グエンも別次元の別格演技。絵がないと、実力勝負になってしまいます。やっぱりベテラン達は凄い。 なんか、セリフもきめ細かくて、声優さんの演技も細部に至るまで気配りとが行き届いていて、とっても面白い。若手も精一杯がんばってるのだけど・・・ドラマCDならではの間合いと抑揚と息づかいでは年長者に一日の長があるなと実感。外画系の場数踏んでる人たちが別格。櫻井君のモルギフ通訳は面白かったです。わがままプーのヴォルフラムを演じる斎賀みつきさん、フリートークの素のしゃべりの方が少年なんですけど・・・男前だ。
|