声優さんと映画とアニメと
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平日は単身赴任で関東におりますが、家は事故現場に非常に近くで ニュースにびびっております。 時間がずれてれば、私は未亡人になってた可能性もあります。 思わず、旦那に携帯で電話、出てくれてほっとしました。 阪神大震災以来の大事件です。 あとすこしで連休なのに、こんな大惨事が発生してしまって、 巻き込まれた方々に深く同情します。亡くなったかたも居るようで ご冥福をお祈りします それと、とんでもない数のけが人も出ています。 場所が場所だけに、知った方々の安否も気になります。 事故現場は10年前まで働いていた職場のすぐ横です。 あまりのことにキー打つ手が震えてます。 どうか、みなさん大事無く無事ですように・・・
以下は普通の日記です さっき旦那と電話して、なんとなく気分が落ち込んでいたのが直りました。 どうしても、今回の事故は、恐ろしかった、この世で一人っきりになるのかなってちょっと考えちゃったからかもしれない、以外に人の心は弱いと実感。
さて、気分転換 森川さんがN第付属病院の収録時のインタビュー(だったけか?ネットで公開してるもの)で、若い時と現代の演じ分け(切り返し)で、直前に少しだけ声のトーンを落としてから若いときの声を出すことでコントラストをつけたとか、森川さんが、こういう形でテクニックの話をしたのって、初めて目にした気がする。デジャブじゃないが、土曜のSSDSの時、手術という言葉の滑舌を良くするために、「しゅ」と「じゅつ」の間にほんのすこしブレスを入れるんだと賢雄さんがとっさにコメントしたのを思い出した。 (最近、賢雄さんは関西で教えているらしいので、おもわず先生的なお話がでたのかな?) 少なくとも、声優さんというのは特殊な職業なので、沢山の学校や養成所があって、いろいろなテクニックを授業で教えているらしいが、一般人が目にする雑誌のインタビューや記事などを読んでも、「外郎売り」での滑舌や抑揚の練習ぐらいしか普段は目にしない。しかし、訓練校や養成所という専門の教育機関があって、それなりの授業料をとってなにがしかを教えているのだから、職業的ノウハウが授業として伝授されているのだと思う。 しかし、たとえそうであっても、毎年数千人が卒業しても、役をもらって継続的に仕事をし、名前が売れるに至る人は、数年に一人か二人だと思う。現役登録の声優さんは年鑑によれば3000人ぐらい居るらしいが、職業としてこの仕事1本で食べれているのは一割も居ないらしい。で、ここ半年ぐらい、いろいろなところで、いろいろな人のインタビューなどを読むが、こういうテクニックの話って、なかなか目にしない。学校では教えているのだろうが、堀内さんなどのような頂点クラスの声優さんが、テクニックのヒントをちらっとでも話すというのは、結構めずらしいのではないだろか。偶然とはいえ、興味深い。 その昔、若手はなにも判らないので、がむしゃらにスタジオでベテランの演技を見つめ、盗んだらしい。そういう職人的な部分が色濃い職業だと思う。 確かに、演技力というのは、才能と経験と技術の3本柱がすべてバランスしてないと、発揮されないのではと考えるが・・・たとえ、プロのノウハウやテクニックを知識として理論で学習したとしても、それを身につけ駆使できる力がないと、頭で判っているだけではきっと無駄になる。 吹き替え声優さんのインタビューなどを読むと、10年経験してやっと一人前なのだそうだから、そのぐらいの場数を踏まないと身に付かない技術やノウハウがさぞ沢山あるのだろう。
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