声優さんと映画とアニメと
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2005年03月17日(木) |
君の心にブーストファイヤァー |
Fゼロの2巻目を観てます(もう在庫ない、くそっ) リュウはとってもステキ、熱血だし、素直だし、かわいい奴だ。森川さんも、素に近い高さで声が出ているので、すごく自然で、セリフがモリモリしてる(意味不明)。ああ、きっとこんな声でこんな感じに喋る、ちょっとつぱった感じの高校生だったんだろうな・・・(笑) TVではピアース・ブロスナンのダンテズピークをやっている。声が田中秀幸さん、キャプテン・ファルコンだ。包み込むような暖かさと、りりしさをもつ、いい声だ。ベス(イデオン)が大好きだった。ドカベンの山田太郎はやめてほしかったけど・・・
なにげに、今日の昼にアーツビジョンの森川さんのプロフィールのページへ行ってみたら、外画の吹き替えのところの代表作のリストが増殖していた、しかもすごいよ、なんだか惚れ惚れしてしまった。めいっぱい沢山書いてあるのに、どれも売れた映画ばかりだし、全部知名度の高い2枚目の売れっ子俳優さん。アーツビジョンはアニメ系のプロダクションで、外画には弱いというのが一般の評価だ。森川さんは師匠の勝田先生(お茶の水博士)にかわいがられて、同期の高木さんと二人だけ、早くから勝田さんの属するアーツビジョンと契約した。この段階ではおそらく業界の勢力図なんてものは彼自身も完全には判って居なかったと思う。今でこそ、マウスなどの外画に強い事務所があるが、当時はどうだったのか私にはわからない、ただ、まだ結成まもない振興プロダクションであるアーツビジョンに所属し、アーツの成長とともに彼らも成長して行ったように見える。最初の数年はアニメ系など名前の出る仕事ではなく、PVやナレーションなどの仕事をこなしながら、演技の勉強をつづけ、演技力を磨いて行って少しずつアニメの仕事をとって行ったのだと思う。そして高木さんも、森川さんも、こつこつと音響監督たちに声と演技を覚えてもらって、そして自力で外画の仕事を開拓して行ったのではないかと思う。 仕事をもらって、それをきっちり演じて、そしてそれを次につなげてゆく。ありきたりな表現だが、コレを本当にやりこなせて居る人だけが、今一線級で働いているのだろうと思う。雪だるまと同じで、有るレベルまで行くと、声も名前も覚えて貰える、あとは、ひたすら転がる、転がり続け、良い役を取り込み、その実績が又次の良い仕事を呼び込む。インタビューで森川さん自身が、コレといって大ヒットした役があるわけじゃなく、じわじわと積み重なって今の位置に来た。との事。ホントにそうだよね、国民的アニメの目立つ主役をやったわけではない。アニメでは確かに、そうやって積み重ねているうちに、今のポジションがある。 しかし外画では、ブレークした役がいくつかあると思う。ただ外画自体が、声優さんにスポットライトが当たることは滅多にないので、一般にはそれほどの知名度はないが、配役にかかわる関係者には、絶大なインパクトを持ついくつかの役をこなしてたのだと思う。一つはスターウォーズのユアンマクレガー、そしてトムクルーズからの指名仕事のラスト・サムライ、TV版のキアヌにブラピ。外画では、今もまだブレーク中だと思う。 ブレークした中堅2枚目声優と言えば、小山、森川、平田の3人はここ3ー4年でブレークしたのではないか。ブレークのきっかけは、小山さんがER、平田さんはERとフレンズかな?森川さんはグレッグかしら?パリスじゃないよね・・・小山さんはアニメはほとんどないが、平田さんはアニメでも、サンジなどの当たり役を持っている。今のところ、この3人の中では平田さんが出世頭かな?凄いよねこの3人の最近の地上波初登場での主演ラッシュ、恐れ入っております。居並ぶ大御所たちも、この3人と共演が増えてると思う。津嘉山さん、磯部さん、寺ソマさん、大塚さんず(笑)長島雄一さん、牛山茂さん、岩崎ひろしさんあたりに、この3人の印象とか特徴とか癖とか弱点とか長所とか人気の秘密とか、比較評価とか、根ほり葉ほり聞いてみたい。(なんちゅう事を考えてるんだ私は・・・)
Fゼロの予告がおもしろい・・・決めは「君の心にブーストファイヤァー」
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