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2005年03月14日(月) 少年陰陽師とファンタジー・クエスト(1)

少年陰陽師1〜3(以前聴いたシリーズの前の3部作)
青龍を森川さんがめちゃくちゃクールな声でステキに演じている。
安倍晴明を麦人さん、晴明の魂魄がを石田彰さん、なんだけど、麦人さんはすってきなおじいさんぶり、石田さんはアスランよりも男っぽくて戦闘シーンはすごくかっこいい。主人公の晴明の孫の昌浩が甲斐田ゆきさん、見事な少年声、物の怪のもっくんが大谷育江さん、その変化前の正体が紅蓮=小西克幸さんが、青さがある熱血系のわりにけっこうクールさも含みがる雰囲気を上手く演じている。
怨霊のボス窮奇を若本さん(若本節炸裂)が妖しくて強そう。なんとなく15年後の森川さんって感じ・・・笑
その他にも、手下や藤原の一族などに上手い声優さんが沢山脇をかためている。
話は怨霊がとりついたり暴れたりして晴明一族を滅ぼそうと襲ってくる。それを艱難辛苦の上に昌浩が紅蓮とともに退治するということの繰り返し。だが、晴明につかえるシキガミ達(森川さんとか小西さん)の関係にもいろいろあって、諍いになったりとドラマがある。森川さんの青龍は、出番が本当に少ないのだけれど、話の重要なポイントに出てきて、重要な事を喋るので存在感は抜群、しかも一筋縄ではいかない頑固者で、晴明一途の性格といい、設定がいたく面白く、しかもそこが物語内での緊張を生む効果を与えていて、物語の展開(主人公が危うくなる部分の顛末)を握っていて聴いていて楽しい。
その存在感が素晴らしくて、出番少なくても納得する森川さんと若本さんのお二人である。
(それにしても、出番少なすぎ、3巻はほとんど一言に近い)

ファンタジー・クエスト(勇者アイヴァンホーの冒険シリーズの初回)
十字軍に従軍していた勇者アイヴァンホーが悪の王子に城を焼かれ、家族を失ってしまうが、謎の呪術者の勇気ある女性とこそ泥の3人で旅をする。
相棒になる女性は五十嵐麗さんで、スタートレック・ヴァイジャーで森川さん演じるトム・パリスの奥様になる男前で気性の荒い女性機関長だが、ここでは冷静で凛々しい女性、アイヴァンホーの森川さんは太めの低い戦士の声、口数は少ないが言うべき事はしっかり言う感じかな?トムパリスよりも剣豪として堂々として正当派な剣士をしっかりと演じていて、夫婦共演の再現なんだけど、雰囲気はぜんぜん違う。ほかにも長島雄一さんなどおなじみのスタトレ声優さん達の声が沢山聴ける、勝手知ったるメンツで楽しい収録だったと思う。
TV映画なのだろう、低予算、不思議なださい展開、敵がへなちょこ、かなりご都合主義などなど。まあこんなもんでしょう。子供向けかな?
とにかく、森川さんのステキな剣士が楽しめるので、シリーズの続きも観ようと思う。

こい茶のお作法2をゲット、聴いてから感想を書きます。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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