声優さんと映画とアニメと
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2005年02月21日(月) |
ウォーリアス零(2) |
コスモウォーリアゼロと外伝のヤングハーロックを追えを全部観ました。 まあ、途中でちょっと端折りながらなんですが・・・ 森川さんの声の高さはちょっと低め、指揮を執ってるときはかなり太めで出しているが、普通に喋ってるときはそんなに太くしてなくて、グレッグを日本人にした感じ。声の高さはまんまグレッグ。キアヌの吹き替えの時の声とも同じぐらいで、体の大きめの男の人の吹き替えの時の声の高さはコレが基本なのかも知れない。 キャプテンハーロックに敵対しながらもエピソードを通してハーロックに「友よ」と呼ばしめる漢な役。この頃のハーロックはまだ両目が開いていて、海賊やりはじめって感じで、ウォーリアスと年齢差があまりなさそう、もしかすると年下かもって感じ。ゼロはなにしろ妻子持ちだったので(機械化帝国との戦争で亡くしてますが・・・)エメラルダスはまだトチローといちゃいちゃしていて、アルカディア号は完成していないので、トチローも元気でハーロックと仲良く活躍している時代。メーテルも出てくるが、黒装束じゃなくて青い服(デザインは同じ)で既に銀河鉄道で旅をしている。時代設定は映画版のハーロックよりも前で、TV版スリーナインよりもずっと前、という事だろう。 ストーリィはひたすら男の世界、一直線で、正義と友情と勇気と信頼と信念と愛と男のロマン、すなわち終始一貫松本零士の世界がテーマ。最初はこの世界が久しぶりで、かなり臭い・・・って感じだったが、宇宙戦艦ヤマトもキャプテンハーロックも銀河鉄道スリーナインも全部おんなじだった。どこも変わらない。そう、あの世界だ。そういう意味では、新しく創造された松本キャラとしてヤマトの古代兄弟を融合したようなキャラのゼロは、有る意味松本キャラの正当継承者で、ハーロック・トチロー・エメラルダス・メーテルに次ぐヒーロー、男性成人ッキャラではハーロックとトチローの次に位置するヒーローとして肩を並べている、森川さんも松本ファミリーの一員になっていた・・・凄いな。 時代が時代で、このアニメあまりヒットしなかった雰囲気だが、もしハーロックやスリーナインみたいに大ヒットしてたら、森川さんのその後の仕事傾向も変わっていたかも知れない。いまのいろいろな役をこなす森川さんの方がファンとしては嬉しいが・・・大ヒット松本ファミリーの一人に入れてあげたかった気もする。野沢雅子さんの弟子を自称する森川さんなので、鉄郎(野沢さん)との出会いなんかも晩年のゼロのエピソードなんかであれば面白かったかも・・・ マリーナという美人副長と意味深な関係になるのだが、第1印象が死んだ女房にそっくりってことで、登場と同時にネタばれありあり(笑) ちょっとしたキスシーン(TV版ハーロックでもあった)もあったりして、男としてもしっかりしててかっこいい。この美人副長が久川綾さんで、天上天下でも棗の姉マヤ役で森川さんとはしっかり恋人役ということで、この二人はアニメで結構共演が多いのかな? ハーロック役の竹本さん、演技が安定しなかったのが少し残念だった。めちゃくちゃ格好良く決まってるシーンもあったし、井上真樹夫さんのハーロックを彷彿させるシーンもあったが、刊の切り替わりの初っぱなとかでは、役を取り戻せてない時があったりして、ちょっと・・・な場面もあった。 保志総一郎君が美形の副官補佐をやってて、結構熱血な役でヤマトの古代進や台場ただしの役割をになっていた。
外伝、結構ハーロックのキャラが・・・こんなのやだよ、ちょっとショック、だって靴下姿のハーロックなんて見たくない・・・笑
マイナーなアニメだけど、こんなにかっこいい主人公やってたのね・・・ 森川さん骨っぽい男前な漢で女の口説き方はちょっとぎこちないって役も似合います、とろけるように饒舌でキザでクールな森川さんもステキだけど(笑)
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