声優さんと映画とアニメと
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2004年11月01日(月) 森川さん三昧な週末 その2

ブレイブ・リトルトースター〜レスキュー大作戦〜
主人公はトースター(山瀬まみ)その仲間に電気毛布のブランキー(声は千秋)スタンドライトのランピー(モト冬樹)掃除機のカービー(小倉久寛)そして真空管ラジオのチャット(森川智之)あと彼らの持ち主の人間のロブ(小林宏至)とそのガールフレンドのクリス(岩男潤子)とか、ほかにも置鮎さんとかも出てたりしますが。主要メンバーはタレントさんたちで、このメンバーで挿入歌をミュージカル形式で歌うのです。声のいい森川さんの歌声は、かなり彼の歌を聞き込んだ成果でしょうか、はっきりと聞き取れます。感激なのは、物語の最後に歌われる曲で森川さんも一部ソロをとるので、そのしっかりとした美声が響き渡ります。台詞調になってるミュージカルらしい部分もあって、すごい楽しい仕上がりです。森川さん、こうして聴くと、ミュージカルやってほしいなって思っちゃいます。ホントいい歌声です。タレントに混ざって歌うプロの声優さんって、他のタレントさんはどんな印象だったのかな?
さて、トースターーのチャットは、キャラ声としては素っ頓狂な感じの高い声で、親指シリーズのブレアサムの声の雰囲気でもあり、そうそう、S.S.D.S.愛の解体新書のミハエル・シューマイヤー君の雰囲気そのまんまです。でも歌声はさわやか青年系で、とってもいい感じ。
これ、実は買うときはディズニーアニメだし、しかもキャラが赤いラジオで他はタレントさんばっかりだし、内心どうしようかなっ〜躊躇してたんですが、ふたを開けてみると、大活躍だし、良いお話で、本当に買ってよかったです。こういう役所でこんないい歌も聴けて、ファンとしてはうれしいですね。

ちなみに、このリトル・トースターシリーズは4本あって、3巻目なのかな?今回はもう1本このレスキューの次の”火星に行こう”も買いました。こっちには小杉十郎太さんがめちゃくちゃ渋い役ででてるので、これまた楽しいですが、この巻では森川さんのソロの聞こえる歌はないので残念なんですが、台詞の量はこっちの方が多い気がします、でもあえて森川ファンへおすすめとするならレスキューの方ですね。

ビック・フィッシュ
3回目を昼間ゆっくり観ました。3回目の方がなぜか涙腺がゆるくなってて、先がわかってるのに、途中と最後で涙がぼろぼろ出てくる始末。なんだか感傷的になってしまいました。それにしても悲しくて泣くというのではなく、こんな風にジーンと泣ける映画って、すごい脚本ですね。森川=ユアンはホントほわわんとして、天然って感じすらする、まっすぐな役で、演技も声もまっすぐです。ある意味、これこそ森川さんの持つ良い部分が全面に出た感じで、真骨頂なのかもしれません。暖かみとじわりと胸を打つ優しさと思いやりをこうした声で演じきれるって、すごいですね。宮本充バージョンでもきっと良い雰囲気出せそうな気がしますが、森川さんにこの役が回ってきて、ファンとしてはホントによかったなって思います。思いの外良い映画だったので、これは後々残ると思います。息子役ですが、いい味だしてる平田さん、それと年とったエドワードブルーム役の石田太郎さん、そして森川さんの全員が、オリジナルの役者さんの雰囲気そのまんまを演じてるんですよ、すごいキャスティングです。もう、聴き比べるとかなり感激です。はぁ〜又近日中にもう1回観よう。



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