声優さんと映画とアニメと
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2004年10月28日(木) ビック・フィッシュ

ビッグ・フィッシュ
ゆうべはコレ観るために、ほとんど徹夜になってしまった
1回目は原語でみた
ユアンって七変化だな〜こんな顔してたっけか・・・っていうぐらい別人に見えた、不思議な映画
屈託の無い、ピュアな感じ
もう好青年を絵に書いたようなって、そういうお話
おとうさんのほら話ですから
ちょっと演出がフォレストガンプ風かな
それぞれの登場人物が自分の心の中をモノローグとしてつないでゆく形式
最後にジーンとくる結末がまっている
観終わって、よい感情だけが残る、まったく不思議な映画である
つづけて吹き替え版を見た
お父さんが若い頃のユアンの役を森川智之さん、
ずっとお父さんを好きになれないでいた息子役に平田広明さん、
老後のお父さん役に石田太郎さん
うーん、森川さんがおじいちゃんになっても石田さんのような太い声にはならないと思うけど・・・
まあ、実演の役者さんの雰囲気に合わせてあるので、こんなものかな
森川さんユアンの声、もう、スターウォーズ以来おなじみのトーン、やや若めの役作りは
若いときのシーンでは、SWエピソード1の雰囲気から始まって最後の方はSWエピソード2よりやや甘めぐらいのトーンかな
リトルヴォイスでもそうだったけど、
ユアンやるときって、結構地声に近い高めの甘い声
今回は平田さんが予想以上に高めの声で、かなり最初は意外だったけど、
なるほど
二人とも、実演の役者さんの雰囲気にぴったりと合わせこんである
役どころとしては、森川さん=ユアンの方が主役なんだけど
脚本的には、息子の平田さんの方が演技としては、おいしいかな・・・

どこまでが真実でどこからが大ほら話なのかわからない
お父さんの昔話にでてくる、おとうさん=ユアンの雰囲気は
まっすぐで、屈託がなくて、誠実
森川さんのお得意の領域の声と演技ににうってつけ
だから今回は森川さんがユアンだったんのね〜と納得

それにしても、暖かい映画でした
観てよかったですよ
これって結構話題になったし、今後も人々の記憶に残る1本になること間違いなし
TV地上波の時に誰が吹き替えるのか、考えると構面白いかな
森川さん以外がユアン父さんをやったら、かなり雰囲気ががらっと変わりそう
あの、ほわんとして、人が良さそうで、なつっこくて愛くるしい雰囲気が出せる
いい声の人って、だれかな・・・宮本充さんあたりかな・・・
さて、非常識で申し訳ないが、森川以外ではだれが普段ユアンをあててるのかしら
ムーランルージュあたりを調べてみなくっちゃ・・・・

今朝、半分眠い目をこすって見た朝ワイドの見たものチェックコーナーに出てた
来日中のジュード・ロウの記者会見の映像
森川さんインマン(コールド・マウンテン)の声が頭の中で勝手に響きました
役者、演技として森川智之を楽しむなら、コールド・マウンテンのほうが絶対お勧めかな
それぐらい、素適だったなぁ
それで、ここ1ヶ月の森川さん新作吹き替え映画の感想としては
映画としてはジャンルが違いすぎてまったく比べられないけど
個人の趣味では、悲恋のコールド・マウンテンに軍配かな


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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