エア・バンド。
というものをご存知だろうか?
楽器を持たずして、ライブのステージパフォーマンスを行う競技である。
しかも、日本エア協会なるものまで存在すると言うから驚きだ。
テレビ番組“Gの嵐”で、全国大会を行っていた。
出場者の中に、秋葉系のエア選手がいらっしゃった。
小肥り、メガネ、ザンバラ頭の象徴的な秋葉キャラなのだが、プレイははっきり言って素晴らしかった。
エアバンドプレイとダンスをミックスさせた演技だったのだが、動きも軟らかく、そしてキレがいい。
会場も大盛り上がりだ。
僕が、秋葉系のカレをリスペクトするのは、才能的な動きではなく、寸暇を注ぎ込んだ反復練習の結晶のような印章を受けたからだ。 つまり、ぎこちないのである。
ぎこちない、素人臭のするアクションを努力で消しているのだ。
狂う事のないアクションは、喝采をあびるに値する。
これは全ての事に通ずる。
場辺り的な偶然が、奇跡を起こす事もあるが、努力が軌跡となって人生の船跡を残すのだ。
努力に勝る才能はない。
それを、あのオタクのプレイヤーに教えられた。
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