ひまわりさん観察日記
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2007年07月17日(火) おはなし絵『セロひきのゴーシュ』一学期ラスト(呑竜教室)

呑竜教室ののおけいこは、今日が一学期ラスト、1ヶ月ほどの夏休みに突入します。
かなうちゃん(年中)は、連休プールで遊びすぎてお熱を出し、本日幼稚園をお休みしましたが、「どうしてもあとりえに行きたい、といって泣くので・・」(ママ談)と、あとりえの時間だけがんばって来てくれました。お熱も下がったし、うれしいですね。

小学生クラスは、いよいよおはなし絵が完成に近づいてきました!
先週、1年生3名、5年生3名で、オーケストラのひとりひとりを別々に描き(そして、皆が描いた楽器を演奏するひとたちをうまくコラージュして、オーケストラの練習風景にする予定)、これで必要なほぼすべての要素が出そろったところで終了。

今日は先陣切って先輩5年生3名が、それぞれ描いた登場人物(動物)の背景を別に描き、そこに人物(動物)を切って貼る、という最終段階に挑戦です。



たくみくん(小5)の作品。
たくみくん、たいこの練習をしにゴーシュのもとにやってくるかわいい子ダヌキを、これでもか〜というほど、どど〜んと大きく描きました。その巨大子ダヌキをかわいい大きさに見せるには、セロ(チェロ)もまけないくらい大きく描かなければ!・・ということで、こ〜んな感じになりました。スバラシイ!



のんちゃん(小5)の作品。
ゴーシュが『インドの虎狩り』という激しい曲を演奏すると、三毛猫が目を回して暴れだす、というシーンです。
のんちゃんはまず三毛猫を描き、切り抜いて、背景には演奏するゴーシュも登場させました。猫のうなり声『ウルルルルル〜』というのも、なかなかいい描写です。
でも実はこの『ウルルルル〜』は、ゆうたくん(小5)の飼っている犬のチロが、おこっているときの声。猫の声をどう表現しようかと考え悩んだのんちゃんは、ゆうたくんに「チロはどんな声を出す?」と聞いて、それを採用したようです。



ゆうたくん(小5)の作品。
ゆうたくんは、むずかしいからという理由で皆が描きたがらなかった『セロをひくゴーシュ』の絵を、「じゃあ、オレが描く!」と男らしく引き受けてくれました。それも、ゴーシュがアンコールのステージでソロを演奏する、というラストのかっこいいシーン。バリッとスーツが決まってます。ゆうたくんは、背景のステージを描く事もとても意欲的で、あれこれオリジナルのアイディアがちりばめられました。スポットライトとか、観客席にいままで登場してきた動物たちがいる、とか。


3点とも、幅160cm以上の大作です。私の予想と希望をはるかに上回った出来映え!
夏休みの共同制作ではおはなしの一場面を立体再現して、新学期には1年生たちの作品も加わって、見事なおはなし絵になることでしょう。展覧会をお楽しみに。


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