ひまわりさん観察日記 DiaryINDEX|past|will
呑竜教室ののおけいこは、今日が一学期ラスト、1ヶ月ほどの夏休みに突入します。 たくみくん、たいこの練習をしにゴーシュのもとにやってくるかわいい子ダヌキを、これでもか〜というほど、どど〜んと大きく描きました。その巨大子ダヌキをかわいい大きさに見せるには、セロ(チェロ)もまけないくらい大きく描かなければ!・・ということで、こ〜んな感じになりました。スバラシイ! ゴーシュが『インドの虎狩り』という激しい曲を演奏すると、三毛猫が目を回して暴れだす、というシーンです。 のんちゃんはまず三毛猫を描き、切り抜いて、背景には演奏するゴーシュも登場させました。猫のうなり声『ウルルルルル〜』というのも、なかなかいい描写です。 でも実はこの『ウルルルル〜』は、ゆうたくん(小5)の飼っている犬のチロが、おこっているときの声。猫の声をどう表現しようかと考え悩んだのんちゃんは、ゆうたくんに「チロはどんな声を出す?」と聞いて、それを採用したようです。 ゆうたくんは、むずかしいからという理由で皆が描きたがらなかった『セロをひくゴーシュ』の絵を、「じゃあ、オレが描く!」と男らしく引き受けてくれました。それも、ゴーシュがアンコールのステージでソロを演奏する、というラストのかっこいいシーン。バリッとスーツが決まってます。ゆうたくんは、背景のステージを描く事もとても意欲的で、あれこれオリジナルのアイディアがちりばめられました。スポットライトとか、観客席にいままで登場してきた動物たちがいる、とか。 3点とも、幅160cm以上の大作です。私の予想と希望をはるかに上回った出来映え! 夏休みの共同制作ではおはなしの一場面を立体再現して、新学期には1年生たちの作品も加わって、見事なおはなし絵になることでしょう。展覧会をお楽しみに。
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