ひまわりさん観察日記
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2006年10月05日(木) におい山脈立体版/ゴミ山脈張子、番外編(一ノ割教室)



けいじくん(小6)の油絵最新作。
学校で習ったばかりの『遠近法』に興味を持って、あとりえへの通学路でもある通りを、自分の視点で、自分も登場させて、広がりのある絵に仕上げました。
今年は小学生最後の展覧会。過去最多の『1年間で油絵9枚』という記録を達成しました。スバラシイ!


先週に引き続き、山脈張子に色付けに加えて、紙ねんど動物制作にも着手するというごったがえしのあとりえの中で、6年生男子ふたり(けいじくん、せいたくん)は油絵制作の追い込みに余念がありません。

道具も丁寧に大切に扱うふたり。

「最近筆がバサバサになってきた」

というので、消耗品だから仕方がないけれど、リンスをしてあげるとしっとりするよ、と教えてあげると、「えっ?どうやるの??」と興味津々。


張子山脈への色塗りもちょっとでいいからやって欲しい、と欲を出した私は、ひとあし先に山脈塗りをはじめたせいたくんに遅れをとって油絵を描き終えたけいじくんに
「筆はセンセイが洗っておいてあげるから、こっち(山脈)塗って!」
とお願いしたけれど、当のけいじくんはその申し入れを丁重にお断りして自分で筆を洗いに行く・・・さすがだ。

結局けいじくんはタイムオーバーで山脈に色を入れることは出来なかったけれど、こどもたちはみんな、自分にとって今何が一番大切なのかを、ちゃんとわかっているのだなあ〜と、頭の下がる思いでした。


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