ひまわりさん観察日記
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2005年10月18日(火) はしごをめぐる問題(呑竜教室)



まなちゃん(年中)の作品。うさぎのおなかのポケットには、ニンジンやイチゴが入っています。くまの耳にはことりがかくれています。


展覧会終了後、はじめてのおけいこです。
今日は工作(紙粘土)作品を持ち帰ってもらいました。

小学生たちの紙粘土『かぼちゃまつり』制作は、共同制作だったので、ひとりずつの作品の他に、お友だちと一緒に作ったものも多くありました。

「基本的には自分で作ったものを持ち帰ってね。作った人がいらないと言ったら、欲しい人がもらってもいいよ」ということで、作品を詰め込んだダンボ−ル箱を広げると、みんな予想以上に大喜びして、持ち帰る作品を選びだしました。



『かぼちゃまつり』の中心に大きな張子のかぼちゃを制作しましたが、その巨大かぼちゃにはしごをかけて、三匹の動物(うさぎ、ブタ、クマ)が登っているところを表現した、長さ40cmほどのはしごと動物を、ゆきなちゃん(小3)とゆかりちゃん(小2)が一緒に作りました。

紙粘土で長いはしごを作るのはなかなかたいへんな作業でしたし(保存もたいへんでしたが・・)、特に言い出しっぺでリードして作ったゆきなちゃんは、ゆかりちゃんの助けを借りて、最後までよくがんばって作ったと思います。

制作過程を見ていて、わたしはこの『はしご』はゆきなちゃんが持ち帰ったらいいかな、と思い、ゆきなちゃんに意志確認をしました。すると・・

「おかあさんはね〜、持って帰ってきてって言ってるんだけど、私はいらないんだよね〜、じゃまだから」

・・・普通、どちらかというと反対ですよね?作った本人は持ち帰りたいけど、お家で整頓するおかあさんにはちょっと大変、みたいな。

「じゃ、わたし持ち帰りたいっ!」と、ゆかりちゃん。当然です。

ライバルの出現。
こうなってくると、いらないものも宝物に見えてくるのが常というものです。
ましてやお母さんは「欲しい」と言っているのです。さあ、ゆきなちゃん、どうしましょう!?

途中、はしごを真ん中で切断して、ふたりがそれぞれ作った動物を上手に分けるという案も出ましたが、「それじゃあせっかく長いはしごを作った意味がない」というゆきなちゃんの意見(!?)によって、結局最後はシンプルにジャンケンで決着をつけることに。

・・・見事、ゆきなちゃんの勝ち!

ゆかりちゃんは残念そうでしたが、勝ったゆきなちゃんも複雑な表情。「あー、もう、じゃあ、持ち帰る!」ようやく腹を決めて、持ち帰りましたとさ。

ゆきなちゃん、ゆかりちゃんの分も、大事に飾ってね。


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