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ひまわりさん観察日記 DiaryINDEX|past|will
![]() まりちゃん(中1)作『浜辺に咲く2輪のバラ』。油絵です。 しょうちゃん(小3)りょうすけくん(小2)兄弟は、ときどき突拍子も無いことを言う。 先日、りょうすけくんがひさしぶりに絵の具をつかってノリノリで絵を描いていて、お迎えがきてしまったとき。 りょうすけ「オレ、きょう、あとりえに泊まる。」 私「べつにいいけど、せんせいは家に帰るよ」 りょうすけ「いいよ」 ・・・真顔である。 でも結局、ドラえもん(TV)見たさに、帰ることになったが(笑)。 今日、しょうちゃんは突然「せんせいって、どこに住んでるの?」という。 私「庄和町だよ。しょうちゃん、大凧見にいったでしょ?あの近く」 しょうちゃん「ふう〜ん。オレ、せんせいん家でおえかきしよっかな。」 私「なんで?遠いよ。ここ(アトリエ)の方が近いよ」 しょうちゃん「大丈夫だよ。行けるよ」 でも結局、やはり近い方が便利だろう、という結論に達したしょうちゃん(笑)。 ところでりょうすけくんはあとりえにやってくると、玄関の鍵をかけてしまう。その後、あとりえに来るひまわりさんや、お迎えにいらした他のひまわりさんのお家の方が入ってこれないので、てっきりイタズラなのかと思っていた。 でも真相は違った! 鳴るはずが無い呼び鈴がなったので、「またあ〜、りょうすけくん?かぎかけたの〜!!」といいながら鍵を開けて戻ると、ひとこと。「だって、どろぼうが入ってきちゃうよ」。 りょうすけくん、イタズラではなくて、不審者が侵入してくることを心配して、鍵をかけていたのだ。様子だと、ほとんど癖のように、無意識に鍵をかけているらしい。3人兄弟であとりえにやってきて、自分が一番最後にドアを入る時に限って。 13日の『メメねこ発見!』の時の余談だが、せいたくん(小5)が玄関から外へ出なかった本当の理由。これは、部屋を空っぽ、つまり無人状態にすることを心配してくれていたのだ。 一斉に私も含めた全員で外へ出た(私は靴だけ履いて、玄関ドアの近くにいたのだが)直後、せいたくんは「・・あっ、あっちの窓、開けっ放しだ。」といって、玄関とは真反対の南側の掃き出し窓を閉めに行ってくれたのだ。私が「大丈夫だよ」と言うのも振り切って。 「鍵もしめておいたから」と戻ってきたせいたくん。それでも玄関から外に出ようとしない。 備えあれば憂い無しとは言うものの、子供達がそういう心配を常日頃からしなくてはならないこんな御時世を哀しむと同時に、ひまわりさんたちをお預かりしている大人の私こそ、そのような対策を考えておかなければいけないんだなあ、と、ふたりに教わりました。
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