ひまわりさん観察日記
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2005年02月04日(金) 言葉への興味(一ノ割教室)

2月。先月の『工作月間』からすっきり切り替えて、「工作した〜い」というひまわりさんたちを、敢えて止めて絵を描く方向に向かわせる。するとはじめは少々抵抗しながらも、みんないい絵を集中して描くことができた。油絵や水彩絵の具も、久々に気持ちよく。


しょうちゃん作『渡る世間は鬼ばかり』。昨日の節分にちなんで、絵本『一寸法師』に出てくる鬼を元にして、描きました。タイトルが笑っちゃいます。


ゆうきくん(小5)が突然、意味の分からない言葉を織りまぜながら私やひまわりさんたちに話しかけてきた。???

「○○○って、なに?」聞いても答えてくれない。ニヤニヤと嬉しそう。

いつも『トレビア』やら『サプリ』やら、テレビ番組で得た知識をあとりえで紹介してくれるゆうきくん、今日のはなんの暗号だろう・・と考えていると、妹のみほちゃん(小3)が「わかった、琉球語でしょ?」。

なるほど、聞いたことのあるような、でもさっぱり意味のわからない、ゆうきくんがしゃべる言葉は、沖縄の方言だったのだ。

「どうしてそんなに詳しいの?」と聞くと、「こんど、沖縄にいくかもしれないんだ」と、ゆうきくん。「美ら海水族館とか、行ってみたい」。うらやましい。

「でもどうやってそんなにいろんな言葉を憶えたの?」と聞くと、代わりにもうひとりの妹かほちゃん(小3)が答える。「ガイドブックでおぼえてんの」。へえ〜〜〜、と思わず言ったら、ゆうきくんは手でテーブルをばんばんばん、と叩く(トレビア風に)。


ゆうきくんの将来の夢は、小説家。私も尊敬してしまう程の読書家で、雑学知識も豊富。沖縄の、何よりも先に言葉に興味を持つのも、妙に頷けてしまう。


今日は3兄妹に、先週末に行ったという『ディスニーシー』の話(というより様々な説明)を山程聞いた。近い内に沖縄のことも手に取るように聞けることを、楽しみにしている。



・・・ところで余談だが、『だるまちゃん』シリーズと『いたずらこねこ』の絵本を、今日はめずらしく音読しているりょうすけくん(小1)の興味のある言葉は、私がかかってきた電話に出る時の「はい、あとりえです」である。

電話がかかってくるたびに私の「はい、あとりえです」を口まねする。

今日は電話のベルが鳴って、私が出る前から「はい、あとりえです」と何度も言うので、私は笑ってしまって大変だった。その後も何度も調子を変えて言ってみたりと、練習していた。まいった。


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