ひまわりさん観察日記
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2004年12月17日(金) クリスマス会、その2(一ノ割教室)

今日は今年最後の恒例行事、クリスマス会!
年に一度だけ、月曜クラスと金曜クラスが集結して過ごす日でもあり、ひまわりさんたちはみんな楽しみにしてくれている。


1. 玄関の飾り。壁のリースとトナカイは、玄関ドア(外)でみんなをお出迎えしました。

私も確かに楽しみではあるのだけれど、なにせ今年は過去最高の25名のひまわりさんがこの狭い部屋にやってくる・・ということで、どうなることやらと慌てている。お天気が晴天でよかった。窓の外に敷物をしいて、部屋の一部を覆っている私の個人的私物(パネルやらダンボールやら・・)を外に出しておかないと、とても入りきる人数ではないので。

けいちゃん(高2)が一時間程早くやってきた。学校の期末試験で最近お休みがちだったので、今日のクリスマス会のこと、連絡してなかったかしら・・と一瞬心配したけれど、彼女はクリスマス会と知っていて、早く来てくれて「お手伝いします。」強い味方、到来!助かります〜〜!!

クリスマスの飾り付け、プレゼント交換に使うくじ引きやビンゴゲームの準備、タングラム・ゲームの用意、などなど、ふたりで黙々と作業する。けいちゃんが来てくれなかったら、おそらく準備もままならず、本番はごたごたの大騒ぎに、、、想像するだけでおそろしい。本当にありがとう。

そんな中、ポツリポツリとひまわりさんがやってきて、約束の時間には予定していた準備作業もほぼ完了し、半分以上のこどもたちが集まった。

みんな集まるまで、まずは『パラパラマンガづくり〜!』
そう、先日庄和教室で盛り上がった、パラパラマンガ。みんな小分けされたブロックメモを前に、鉛筆片手に真剣に奮闘。庄和教室での作品も、参考作品としてみてもらいました。また1月にもゆっくり楽しみましょう。


30分後、おおかたのひまわりさんが集まったところで、お次は『タングラム・ゲーム!』
『タングラム』とは、正方形を7つのパーツに切ったパズルのようなものである。これをつかって、6チ−ム対抗で早さを競うゲームにしてみました。

1回戦は基本の『正方形』を作る。実はこの基本が一番難しかった。途中ヒントを出しながら、なんとか正解を出すひまわりさんたち。一番は『みほ&かほ&えりか&ゆりの小3女子チーム』。

2回戦は『キツネ』のかたち。事前にけいちゃんに試してもらって、見本のかたち(もちろんシルエットのみ)を描き、掲示しました。こちらは比較的簡単で、全チーム正解!一番は『ゆうな(小3)&えみり(小1)&まゆか(小1)の呑竜卒園生チーム』。

3回戦は『アヒル』のかたち。これもまた、同様に。これはちょっと高度だったようで、3チームのみ正解。『りな(小5)&みな(小2)率いる幼稚園児と一緒チーム』が、開始後1分で正解という抜群の早さでした! 


思いがけず時間がかかったゲーム・タイムの後は、おやつタイム。先生手作りの『バナナケーキ』は、毎年大好評をいだたいております。今年は人数が増えたので、パウンド型1本を3回も焼きました!1日にこんなに焼いたのははじめてかも・・



2. 鴨居の外側。サンタさんが舞っています。

3. 鴨居の内側。ツリー&トナカイ&天使ちゃん。

4. お部屋飾り。窓に映る光のてんてんは、部屋の中に置いたツリーの電飾です。



さあ、終わりの時間も迫って参りました。ラスト・イベントはお楽しみの『プレゼント交換会』です。みんな来た時にプレゼントを預かり、けいちゃんが作った番号シールをそれぞれ貼ってあります。

みほちゃん(小3)が先月から1ヶ月間かけて作ったくじ引きを引いて、出た番号のプレゼントを受け取る、というシステム。

この場合、『誰からくじを引くか』ということで揉めるだろうな・・と予想していたら案の定、「僕が!、私が!」と大騒ぎ。

さて、そこで登場したのが『ビンゴ大会!』
プレゼント交換の公平を期すためにくじ引きを行い、そのくじ引きの順番の公平を期すためにビンゴゲームをする、という、私たち大人にはなんとも回りくどいやり方に見えるが、ひまわりさんたちは「それなら公平だ!」と納得。ビンゴも楽しいし。

幼稚園児には隣の小学生に見てもらいながら、時間がないのでジャンジャン数字を出してゆく。「はやく、つぎ!」という子らと「ちょっとまって〜」「今、なんて言った?」という子らに惑わされつつ、数字を読み上げる私。リーチなのに「ビンゴ!」と叫ぶ子ら。私の足下で「(その数字、ここに)ある?」と聞いてくる幼い子。そんな大騒ぎの中で、次々とビンゴしたひまわりさんたちが、順にくじを引いてゆく。およそ20分かけてようやくビンゴ大会は終わり、プレゼントも無事にみんなの手元に。

そんなこんなで、お迎えのお母さん方もたくさんいらして、あっという間にさよならするひまわりさん。りなちゃん(小5)はお迎えは来ないけれど、時間になったので帰ろうとする。

「あれ、りなちゃん、もう帰っちゃうの〜」思わず本音で言ってしまった私。
喜んで残ってくれたりなちゃんは、甲斐甲斐しく後片付けを手伝ってくれました。
先日のおけいこで、みんなが帰った後、残っていたりなちゃんが「先生、たいへんだね」。たまたまその日は工作をする子と絵の具で絵を描く子が錯乱していたので、ちょいと手がかかったのだ。それを黙って見ていたりなちゃんの、一言。「先生、倒れたりしないでね」。

ああ、なんといういたわりのお言葉。疲れも吹っ飛びました。そして今日のお手伝い。小さいひまわりさんたちとも仲良くしてくれるりなちゃん、甘えんぼさんだと思っていたけれど、いつのまにか大人になったのねえ。


結局、お休みひとり、もうひとり中学生はその後おけいこに来たので、総勢23名+1名(私)でのクリスマス会。ふたりのひまわりさんに助けられて、無事に楽しく2004年の幕を降ろすことが出来ました。感謝、感謝で終わった2004年。来年もどうそよろしくお願いします!


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