Felixの日記

2005年10月21日(金) 桃太郎の借りを返せー

 ガキ使罰ゲームスペシャルを何度も観ているけど、ヘイポー自己紹介時のマイクハウリングは、まさに神の造りたもうた笑いだと思う。凄まじいまでのピンポイントタイミング。

 田村がブラジルから帰ってきて練習に復帰。あっちではいろいろあって結局試合には出られなかったようだけど、異国で過ごすことでいい刺激にはなったはず。ブラジル人と毎日練習することでいろいろなことも学べたと思うし。
 実戦経験ではちょっとブランクができてしまったけど、サンフでの紅白戦や練習試合で可能な限り感覚を取り戻し、残り7節、そして天皇杯での出場を目指してほしい。彼の美点は、テクニックよりも走って走って走り回ってゴールを陥れる泥臭いところにあると思っているので、ブラジル人のハングリーさを見て学んだ田村の今後に期待する。

 セレッソ戦も近づいた(今週は日曜開催)。後半戦はまさに破竹の勢いで突き進んでいる桜、アウェイの浦和戦みたいに受けて立ったら電車道で押し出されてしまうだろうから、立ち上がりにキツい張り手一発かまして主導権を握り、ローキックで相手の足を殺してからの左ハイキックでマットに沈めたい(競技変わっとる)。もちろんマウントポジションとって「ドォン ドォン」と無表情の拳連打でも可。そういえば『駿河城御前試合』が復刊されたんだっけ。
 今必要なものは勝利。下田がいないが、守備組織が確立されていればそう大きなマイナスにはならない。といってもほぼ2バックで守るサンフでは、ボールに対する反応にかけては日本一を争う下田の存在感は絶大だったわけで、もちろんさんまや上野も優れたGKだからこちらとしてはゴールを任せるのに不安はないが、実際のピッチの上ではいろいろとかみ合わないところがあるかもしれない。今週の練習では様々な形を試しているようだけど、それが結果として出ますように。
 もちろん、ビッグアーチに集う人々も彼らに、特にさんま・上野のGK陣には大きな声援を送らなければならない。

 『蒼天航路』、江南戦隊孫呉レンジャーがついに関羽を追い詰めた。圧倒的な「個の武力」を誇る関羽を策をもって包囲し、兵を削り取って一気に襲いかかる、江南の猛獣たち(本物の猛獣も襲いかかってたけど)。関羽に一発喰らったらそれは死を意味するので、死ぬなよー、と思う。牛金とか、史実では後に蜀と戦うことになってるのに関羽に殺されちゃったし。猛獣たちの中でひとり涼やかな陸遜が異質。演義での描写やゲームでの能力値から軍師・文官イメージが強いけど、もともと陸家は大きな軍事力を持つ江南の有力豪族で、彼自身も山越討伐で功を挙げた武官上がり。作中では関平を鮮やかに斬り捨てていたが、それもゆえなきことではない。
 ついに関羽の馬が斬られ、跳びかかる異形の戦士が目を斬られ胴を貫かれながらも関羽の腕をつかんだ。次週どうなるんだ。そして荊州奪取以来陸遜に作戦を任せている呂蒙はいつ再登場する?
 作中では関羽が曹操のもとを辞したくだりが描かれていないため、そのエピソードは絶対に盛り込んでほしいところ。やはり、生けるがごとき関羽の首を前にした曹操の回想、という感じになるのだろうか。曹操も年明けの正月に洛陽で病没するし、もうすぐこの物語も終焉。本当は去年のうちに完結らしかったけど、この作中で関羽の存在がとんでもないことになっていたため、それを殺すのに作者が四苦八苦して今年ももうすぐ終わりに差しかかってきた。最後は劉備も孫権もほっといて、「曹操と関羽」という図式で終わりを迎えるのだろうか。関羽は神になるし。「余は信じぬ(ry」というのは別にいいので。


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Felix