たまラジに、栗林さんこと渡辺いっけいさんと西谷監督がご登場。
ましゃもおふたりとのトークが楽しくて仕方ない様子でした。
いっけいさんは面白いお話をいっぱい披露くださり。
・50歳を機に中学や高校の同窓会が何度かあったのだけど、
役者になった自分に、学生の頃は見向きもされなかった女子たちがいっぱい寄ってきてくれて、
役者になってよかったとしみじみ思ったそうな。
でも、その30分後には「ところで福山雅治ってどういう人?」って必ず聞かれて、
そういう時の自分はまさに栗林なのだと。
・20代の頃「この人には絶対かなわない」と思った役者がふたりいて、
そのひとりが生瀬勝久氏、もうひとりが大学の稽古場で見た古田新太氏だったそう。
そのふたりが今でも芝居の世界で大活躍しているのを見て、自分の眼が正しかったと思えるとともに、
そういう人たちが活躍できている、芝居の世界そのものも信じられると。
・吉高ちゃんがある日、長ゼリフに苦しんでいたそうな。
「この台詞とこの台詞が、どうしてもごっちゃになってダメなんですー」と。
そしたら、作詞家・福山雅治がそれを聞いて「それさ、AとBを入れ替えてみれば?」とサラっと
アドバイスしたら「あ、この方が覚えやすい!」って。
それを見ていたいっけいさん
「悔しかったなー。そういう演技的なことって僕もアドバイスしたいのに、 持ってかれちゃって」。
真剣に悔しそうないっけいさんに、ましゃもリアル栗林さんを感じていた様子でした。
・西谷監督がましゃのことを芝居と音楽の両方がちゃんとできる人、とか、芝居のパスまわしがうまい、とか、
全体が見えている人、などと褒めると、律儀にいちいち悔しがるいっけいさん。
聞いているとそれは栗林さん的な滑稽さというより、
「渡辺いっけいほどの名バイプレイヤーを悔しがらせた」という、非常に名誉なことに思えましたわ。
・演技に関する相談メールもいっぱい。
「演技が大げさすぎると言われる」という相談には、
「近藤正臣さんも若い頃そう言われ、でもそれを自分の個性にしようと思って
今のような演技に行き着いたそう」とか、「役づくりはどうしたらいいか?」には
「生瀬さんや大竹しのぶさんは役づくりをしない。生瀬さんは水のようにするりと演じていくし、
大竹さんもあまり考えずともその役を生きているようだ。逆に、彫刻家のように毎日ちょっとずつ削ったり
画家のように描き足したりしながら、最終形に近づけていく役者さんもいて、本当に人それぞれ。
とにかく、その役をはじめからあまり決めてかからないほうがいい」とか。
・キシリッシュの新CMでは、湯川先生と栗林さん役で、ふたりで漫才のようなことやってるんですって!
そしてこれが、自分たちで言うのもナンですが、と前置きしつつ、ものすごくイイ感じなんですと。
このところCMの新着情報が続いて嬉しい限りです。
それと、西谷監督のお話なども聞いて、「真夏の方程式」がさらにさらに楽しみになりました。
期待の膨れ上がり方がとどまるところを知らず的なことになってますよー。
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