| 2011年10月10日(月) |
SMAP@プロフェッショナル |
観ようと待ち構えていたわけではないのだけど、お!今日だったのね、とラテ欄を見て気がつき、
無事に拝見。SMAP北京公演までの密着、とても面白かったです。
ステージの上での5人のお顔は、バリバリにキラキラのニコニコのアイドルでいらっしゃるが、
舞台裏でのお顔は、地に足のついた実に冷静沈着な仕事人でいらっしゃいました。
カッコよかったわー。
ビストロの出番前に、ひとりで沈思黙考している中居くんとか。
司会の腕前は本当に素晴らしい中居くん、もはやそれは天賦の才かと思っていたら、
ゲストと何を話すか、どう進行してゆくか、ひたすら考えてすごく準備するそうで。
「自分はアドリブも上手じゃないし、心配症だから」なんて、表には全くそんな風には見えないのにね。
そして舞台裏の自分を映しているカメラを見つけると、すぐにちょっと照れたようなお顔になるところがステキ。
裏で努力している姿を見せるのを潔しとしないオトコマエさんでいらっしゃる。
北京公演前日、夜10時から始まるはずだった通しリハが、突然の雨で待機になった時も、
誰ひとり文句を言うでも焦るでもなく、静かに待っている姿とか。
リハができないかもしれないことにも「動揺?全然しない」と、まるで日常茶飯事のように
冷静な中居くん。結局早替えだけを夜11時という遅い時間からやることになっても
「(ライブ前)は、朝までやらなきゃいけないこともよくあるから、全然大丈夫」と吾郎ちゃん。
曲の間奏の1分間で、5人が順番に中国語で会場に声を掛けていく場面について、
会場の熱気が冷めないようにいかに盛り上げるか、その1分間のやりとりを緻密に話し合う5人とか。
たった1分。だけど絶対おろそかにしない。その後の空気を決めてしまうかもしれないその1分の重みを、
熟知しているプロフェッショナルですね。
というか、ライブの演出は慎吾ちゃんが担当していたとか! そうなんだ! ビックリだ!
「自分が決めたプランを『それ違わね?』と言われて最初からやり直しということもある。
でもそれでいい」と。
5人の終始淡々と一生懸命な姿がとにかく印象的でした。
ライブでも番組でも、何かを作っている時の5人の様子は、
不安そうだったり、不満げだったり、面倒くさそうだったりなんて様子が微塵もなく、
反対に熱く激昂してるなんてこともなく、どんな場面でも冷静に穏やかに、一生懸命。
印象深いお言葉たちもいくつもありましたので、ちょっとメモ。(言い回しは違っているかも)
「俺たちはたいしたことない」by中居くん
「常に劣等感との戦い」by吾郎ちゃん
「なんでこんなに走り続けてるのだろうと思ったこともあったけど、(ライブ会場に来た)客さんたちの、
その一瞬の笑顔のために20年がんばってきたんだと今ならわかる。」by慎吾ちゃん
「『成功』は保証されてないけど、『成長』は保証されている。」by中居くん
「(プロフェッショナルとは)前線から逃げない人。前線にいると風当たりも強いけど。」by木村くん
「風当たりも強いけど」って笑いながらサラっと言えちゃう木村くんもオトコマエすぎる。
全員が個人で多くの仕事を抱えながらも、グループの活動も続けていることについて
「ソロでやれば自分のペースでできて楽なのだろうけど、誰も楽しようなんて思ってないから。」by木村くん
こういう言葉を聞いてしまうと、後輩グループの突然の分割の件など、
まるで説得力を無くしてしまう気がいたしますよ。
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