今日のおたけび または つぶやき

2011年09月14日(水)  今期のドラマ



どれも佳境にさしかかり、というかすでに次回が最終回というのばかりだったりするのですが。

毎週がっつり楽しんだのは以下のとおり。



「絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜」

毎回毎回、事件の展開も犯人も予想をしっかり裏切ってくれて面白かったです。

見事なチームワークと流れるような連携で行われる潜入捜査も、ほどよいハラハラ感と爽快感がありましたし。

超暑苦しく超個性的な役どころしか見たことがなかった桐谷健太くんの、スマートで頭脳的な捜査官っぷりも

カッコよかったし。竹林(木村了)くんもっと観たいなー、と思ってたら犯人にされちゃうという

オイシイ回もあったし。大変満足でございました。最終話のスケキヨ大集合はいったい。


そうそう、実に失礼な感想としては、初回の前のSPで塚本(宮迫博之)が射殺される事件があったのですが、

この回の宮迫氏の演技がとーーーってもうっとおしくて(いやそういうキャラの役なのだろうが)、

このウザキャラがあまりに浮きすぎていて、ずっと出続けられたらちょっと観る気がしない、と思っていたら

SPで出番が終わってしまったので、本当に申し訳ないがほっとしたり。ほんとごめんなさいまし。




「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」

いいですね! 島津先生(安田顕)の暗さと不気味さとわけわかんなさをよーく表しているあの目ぢからが。

ヤスケン目当てに見始めましたが、さまざまな思惑と事件がからみあったストーリーもすごく面白くて、

気が付けばこれまで全く興味がなかった白鳥(仲村トオル)のキャラも魅力的に思えてきました。

箸休めにはぐっちーか玉ちゃんか。


最終回を控えて犯人がまったくわからない状況だわ、と思ったら「犯人あてクイズ」て。

絞りきれなくて応募しようがないのですが、とりあえず応募してみたい気もする。



「テンペスト」

すごく面白いです。

内容が毎回とても濃くて45分がいつもあっという間です。

日本の幕末の時代、琉球王国が清国、欧米の列強諸国、日本との関係において劇的に変化してゆく様子が

ひとりの宦官(のふりをした女性)を通してドラマチックに華やかに描かれています。



賢い人が理詰めと人間力で次々と難問を解決してゆくお話は大好きなのですが、

孫寧温と真鶴の二役を行ったり来たりする仲間由紀恵嬢が素晴らしい。

この方も美しいのはもちろんですが、声がとにかく魅力的です。


同僚の朝薫(塚本高史)、かなわぬ恋の相手となった薩摩藩士の朝倉(谷原章介)と、

いずれもとても美しいオトコマエさんたちとの複雑な関係も眼福でしたし。

しかし、壮絶な美しさと不気味さの両方を兼ね備えた最高にインパクトがある存在としては

徐丁垓を演じたGACKT。もうまんまヘビ。すげーあのヘビっぷり。お見事でした。


あと、聞得大君(高岡早紀)の神々しいばかりの悪役っぷりが大好きでした。

碧眼(緑色の目)って美しいわ。




「陽はまた昇る」

遠野教官(佐藤浩市)の話術・交渉術・人心掌握術の凄さに毎回「ほぉー」と敬服して、

生徒たちと同じくらいお口あんぐり状態で楽しんでいます。

その人の選ぶ言葉には、その人の人間性がすべて出るというのが本当によくわかる。

言葉の力は計り知れませんね。良くも悪くも。


そして真矢さまの徹底した真矢さまっぷり、YOUさんのブレないYOUさんっぷり。


三浦春馬くんと池松壮亮くんの若々しい対決を楽しみに見始めたのですが、

気づけば佐藤浩市氏すげー、で終わりそう。



あと「ジウ」がほぼ早送りでストーリーだけ追っております。「イケパラ」と「全開ガール」は早々に脱落。

でも上記の4つのドラマをとても楽しんでいるので、

「今期のドラマはどれも面白いなー」という脳天気で幸せな今クールです。




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