今日のおたけび または つぶやき

2011年08月17日(水)  どこに居ても暑い



さきほど千葉の我が家に到着。


青森はきっと涼しいだろうと思ったのに!

ふつーに猛暑で、千葉にいるのと変わらないくらい滝汗をかいてきました。

どうもたまたまこの数日間が「ちょっとおかしいくらいに暑かった」そうです。(現地住民談。)


昼間は暑くても朝晩は涼しいよー、と言われたのですが、

夜も変わらず暑くて寝苦しく、やっぱり「いつもこんなに暑くないんだけどね」と。(現地住民談。)



千葉からいったい何を連れていってしまったのでしょうか。



昨日は夫の妹の車で近所をちょっと回らせてもらったのですが(青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸、

ねぶたの家「ワ・ラッセ」、三内丸山遺跡)、車を降りて屋内に入るまでの数十秒でゲリラ豪雨に合い、

笑っちゃうズブ濡れっぷり。ゲリラ豪雨も全国共通なのか。


しかも今朝(4時半くらい)は地震の揺れで起こされ、

寝床で揺れを感じながら「千葉にいてもはるばる青森に来てもどこでも揺れるのね」と、あきらめの心境。



それでも今日は雨もようの天気のせいもあってかなり涼しかった青森。

滞在最終日のほんの数時間だけ涼しさを感じることができました。



帰りの新幹線の中では、東京に近づくにつれじわじわと気温が上がってゆくのを

停車駅ごとにケータイの情報で見ては「青森より2度上がった」「盛岡よりまた2度上がった」と

全く無意味で自虐的な確認作業を繰り返してみたり。



今回も例によって皿洗いまくりの怒涛の帰省だったわけですが、

今回一番の収穫は意外にも「ねぶたの家・ワ・ラッセ」。

ここ素晴らしかったです。青森訪問の際にはぜひお訪ねください。



今年1月5日にオープンしたばかりだそうなのですが、一番最近の祭り本番に出陣した

大型ねぶたがどどーんといくつも展示してありますの。






ねぶたの歴史や、ねぶた師(ねぶたを制作する人)の系譜などもよくわかるように

なっているのですが、圧巻はやはり実物の展示。

吹き抜けの広くて真っ暗な空間に、本番と同じように美しく点灯され展示された巨大なねぶたは

それはそれは美しくて、ちょっと感動しました。

真っ暗で広大な空間に展示してあるというのが、今までの展示にはない素晴らしいところで、

ねぶたを一番美しく見せてくれるみたいです。




青森のねぶた祭りは1回だけ見たことがあるのですが、次々に通り過ぎてゆくのを「わーデカい凄いキレイ」とは

思ったものの、ま、それだけだったのです。

でも、じっくり鑑賞すると素晴らしく緻密な芸術作品だということがわかって、

すごく面白かったです。




躍動感あふれる豪快で複雑な立体構造に、美しい彩色、計算され尽くした裏側からの照明。

伝統的な形やテーマは踏襲しつつも、技術の進歩によりそれまで作れなかった曲線が作れる

ようになったり、新しい色が出せるようになったり、いろいろな特徴があるそうで、

青森在住の姪っ子に「ほらほら、この色。こういう色は今までなかったんだよ。キレイだねー」なんて

解説してもらいながら、素晴らしい目の保養をさせていただきました。

いやー、圧巻だったわー。





私の撮った写真だとめっちゃ平面的ですが、実際は複雑極まりない立体。

元祖3Dでございますよ。








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