林があったときも月はよく見えたのだけど、
林がなくなって、さらにぽっかりとよく見えてます。まるいお月さまが。
いいよね、月あかり。星のようなキラキラというわけじゃなく
しっとりと落ち着いた輝き。しかも今の季節は虫の声や涼しい風とセットだから
さらにさらに素敵です。
きれいな満月に癒されようっと。
そして当然、お月さま三部作を踊るこーいちさんが観たくなってくる。
どれがいいかな。どれもいいな。「夜の海」「月夜ノ物語」「下弦の月」。
「十六夜物語」を踊る翼が観たくなってくる。
日生劇場では踊ってくれるといいなー。松竹座では歌だけだったから。
月あかりって本当に明るいのよね。
窓開け放したまま(林があったころ)の部屋が、夜中にふと気づいたら妙に明るくて、
あれ?どこかの電気消し忘れた?と思ったら、窓から射し込む月あかりだったと
気づいたときは、ちょっとびっくりした。
本も読めそうなほどの明るさだったけど、何するでもなくぼーっとその光の中に座っていたい感じでしたよ。
いやいや、美しくもはかなくも若くもない女がそんなことしている画は
実際には非常に怖いけれども。明らかに妖怪だけれども!
でも、あんな神秘的な輝きの満月が、人間の心や身体に何かしらの影響を与えるだろうことは
全然不思議ではありませんわ。
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