今日のおたけび または つぶやき

2007年05月16日(水)  ミラコンDVDが凄すぎる


KOICHI DOMOTO CONCERT TOUR 2006 『 mirror 』 The Music Mirrors My Feeling


いらっしゃいませ。お待ちしておりましたよ。

ニワトリ頭だから、生をがっつり観ても忘れてしまっていることが多くて ←だからそれはニワトリに失礼

あのオーラスの凄さに心から驚嘆したことを、また思い出せるのが本当に楽しみでしたの。



で、観た。(初回版)

すでに観られた方にはもう何も申し上げることはありません。

黙って手を取り合ってうんうん!と、うなずき合うだけで気持ちは通じると思いますので。

でも、生も観なかったしDVDも観てない、観る予定もない、という方がいらっしゃいましたら、

その方々に向かってひと言申し上げてもよろしいですか。




観ておどろけコノヤローーーっ!!

KDナメんなよーーーーーっ!!!


(こーちゃんみたいな小さいガッツポーズ付き)




いやいや、ケンカを売ってるわけでは決してなく。

素晴らしいから。とにかく観てみて。 ←躊躇なくオススメできる逸品



所詮、たかが音楽、たかがJポップなわけですよ。

それなのに、1曲1曲を音楽面はもちろん、視覚面でもここまで素晴らしい世界に仕上げてくる

このこだわり、この手腕。

1曲ずつ、それにふさわしい出演者がいて、その曲にもっともふさわしい風景で、もっとも美しい

シーンを完璧に演じて見せてくれる。

それが1曲ずつ全部違っていて、全部すばらしい。



コンサートと言い切ってしまうにはあまりに贅沢すぎて、だけどミュージカルでも舞台でもなく、

今こんなステージを作れるのは堂本光一しかいないだろうとしみじみ思ってしまいます。

すごいなこーちゃん。

そんなすごい人をこーちゃんなんて親しげに呼べてしまうファンは本当に幸せ者だな。



先日、滝翼コンで久々に横浜アリーナに行ったとき、開演前に友人と

「横アリってこじんまりしてていい会場だよね」(←もちろん対ドーム比)という話をしていたのです。

「だけどミラコンの時は、すっごく大きく遠く感じたね」とも。



それは今回のDVDを観てもあらためて感じたのですが、この人のステージは、

観てるうちにどんどん空間が広がっていくような錯覚を起こさせる。

主役のサイズは変わらないし(失礼)、出演者の数が増えていくわけでもないし、ステージが広がるわけでもない。

だけど、建物の内部空間が建物より大きい、という、オマエはドラえもんかよっ!

みたいなコトをこの人はやってしまう気がする。



「音楽のビジュアル化」と簡単におっしゃいますが、ビジュアル化することで

かえって楽曲の魅力をそこなったり、陳腐にしてしまうことだって多々あるわけで。

だけどこのステージにはそんな曲はひとつもなくて、

1曲1曲の世界が本当に美しくてカッコよくて気持ちよくて壮大なんだよな。



ふと思ったのだけどさ、そういう世界を作るには、

その曲の良さをあますところなく引き出そうとする熱意や様々な技術が必要なのはもちろんだし、

ステージに立つ人たちも、踊ってはもちろん、ただの立ち姿だけでも

本当に美しくてカッコよくいてくれることも必要なのだけど、

でもそれと同時に、自分はその楽曲の世界の単なる演者のひとり、

という謙虚な姿勢も絶対必要なのだな、と。



つまりね、こーちゃんがオフショで言ってたようにダンサーズもバンドもそれぞれの分野で

「全員が輝いて」いるのだけど、全員がその世界の単なる一部として溶け込んでいて、

悪目立ちを決してしないの。

それは、つねに中心にいて誰よりも輝いているこーちゃんですら同じ。

常にセンターにいるこの人のオーラというか存在感が全体をひっぱってはいるけど、

自分が一歩前に出てその後ろに楽曲の世界を引きずってるなんて感じではないし、

力づくでその世界を客に押し付けてる感じでもない。

とにかく全員がその曲の無限の可能性を具現化するためにほわっとその世界に溶け込んで、

ほわっと空間を無限にひろげていき、結果、こんなに壮大で美しい空間ができあがりました、

そしてその中心にはあのキラキラでカッコよくてカワイイ男が必ずいてくれる、という感じなのです。



上手く説明できませんが、こーちゃんはドラえもんの仲間だ、ということで。 ←どーいう結論


次回はツボ場面を列挙したいです。


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