青山劇場にジャニーズ揃い踏みでしたのね。
ワイドショーで記念撮影や入場の様子を拝見しましたが、圧巻ですなー。
剛さんがいなかったのが残念だが、紳士な光一さんは光っちゃんのエスコートを担当。
翼は日焼けしたお顔にスーツもシャツも黒で、とても精悍。
横のタッキーはこれまた透き通るような色白で、
小麦色の男前と透き通るような男前のふたりでとっても素敵。
まとまって入場していくどのグループも、相応の貫禄をかもし出していて、
誰を見ても「がんばってるよなー」と感心してしまい、妙に愛着を感じてしまうのは、
単にわたしがヲタだからですか?
でも、がんばってるキレイな男たちを見てるのは楽しいもんね♪
と、無理やりつなげてみましたが、
昨日は渋谷のシアターコクーンに『キレイ』という舞台を見に行ってきました。
この日がプレゾンの800回記念というのは知っていたので、
ついでに青山劇場近辺まで足を伸ばしてみたいと思っていたのだけど、
なんだかんだと用事があって、『キレイ』に間に合うように行くだけで精一杯だったんだな。
コクーンに到着してからも
「今頃青山劇場内には、きっときんきちゃんがいるのだろうな」と、ちらと思ったりしていたのですが、
思うだけで距離的に近づけないっつーのが哀しいところでございます。
ま、そんなもんさ。 ←めげずに愛し続けられる秘訣
で、『キレイ』ですよ。よかったですよー。
5年前の初演というのを観ておりませんので、ストーリーを何も知らず、
出演者の顔ぶれだけで観ようと思った作品でしたが(阿部サダヲ氏、橋本じゅん氏、宮藤官九郎氏など)、
やはりこの3人が大好きだと再確認したのはもちろん、
作・演出・出演の松尾スズキ氏がいかに凄い方かということを初めて知りました。
役者としても味があるが、すごいお話が書けて、すごい演出のできる方だったのですね。
TVドラマなどで「なんとなくいい」「なんとなく気になる」ぐらいだった役者さんを舞台で見ると
その魅力、その存在感、そのパワーに打ちのめされて
「申し訳ありませんでしたーっ。甘く見ていたわたしをお許しくだせぇーーっ」
という気持ちになることが頻繁にございます。
今回はもう、最初から期待満々で行ったけど、さらにそれを上回る魅力あふれる登場人物の皆さんでした。
役者クドカンは、若い女性を誘拐して監禁するエセ魔術師。見事なハマリ役。
橋本じゅん氏は、形は兵士なのだが原料は大豆。いずれは食用にされる運命の、哀愁漂う大豆人間。
サダヲ氏は、ちょっと頭が弱いが「花を咲かす」という特殊能力を持つ純朴な青年。
この他にも、ジャンプ亭ジャンプ(違)が神様役で出てくるわ、つるちゃん(違)が女兵士役で出てくるわ、
ストーリーがわからないと何のことやらサッパリでしょうが、とにかく個性的な芸達者しかいないから
誰が出てきても面白い。ずっと面白い。
ちょこっと出てきてすぐ引っ込んでも、その間に全部持ってく感じです。
で、やっぱり大好きなのが阿部サダヲ氏。
何なんだろう。何がこんなにイイんだろう。困るわー。 >勝手に困ってろ
剛さんもそうだが、サダヲ氏も、その魅力をひと言では表現できない摩訶不思議な人でして。
顔が観たい、というほどの美形でもなく(大好きと言っておきながら失礼極まりない)、
強烈なオーラを放つというわけでもない。
でも、ご存知の通り、ハイテンションな空回りを演じさせたら天下一品なのはもちろんのこと、
素朴さ、可愛らしさ、色っぽさ、しなやかな強さ、はかなさ、哀しさ、を
年齢不詳の、ちんまりとあくのない風貌ですごくナチュラルに表現してくれる人で、
とにかくそこに居てほしい、居てくれないとつまらない、という感じなのです。素敵な役者さんだ〜。
今度はどんな役でお目にかかれるのかしらん。
九州南部は梅雨明けだそうですね。
17日夜、お台場周辺も晴れるといいね。
がんばれ晴れ男〜。
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