2005年05月24日(火) |
滝翼'05魂オーラス・その2 |
長いよ長いよ。今日は長いよ。
きんきへの想いと思い出を大量に含みつつの、滝翼コンの感想だからね。
含まずには絶対書けないと、書きながらしみじみ実感したしね。
そうそう、先日ちらっと紹介した滝翼の互いへの「アイシテルゼっ!」は、
正しくは以下のとおりです。(正しくないけど、意味はこんなとこ)
翼 「昨日の夜、滝沢の夢を見た・・・。おかげで今朝は寝坊した・・・。すげぇいい夢だった。
オマエのこと愛してるぜっ! たきざわひであきっ!!」
滝 「今回のツアー、(翼は)チャック開けたり文句言ったり、いろいろあったけど、
楽しいコンサートだったよ。これでもくらえっ! ちゅっ(マイクにキス)。
愛してるよ〜 いまいつばさっ!!」
アホだーーーーっっ!! ←最大級悶え&褒め言葉
このふたりは、毎回こんな風に告白し合って、愛を確認しているらしいですよ。
それは正しいーーーっっ!! >うるさい
さて。
KinKiさんが横浜アリーナで最後にコンサートをやったのが1999年の夏。
その夏コンが、わたしのKinKiコンデビューでございました。
それ以降、横アリは、それぞれのソロコンやフィルムコンには使われましたが、
KinKiとしてのライブはやっておりませんね。
今回の滝翼'05魂のステージセットは、その時のKinKiさんのステージセットとよく似た横使いで、
花道が縦横にあり、サブステージ、外周ありの、どの場所の客にも近づける作りになっておりました。
これだけでもう、1999年夏のKinKiさんが蘇る。
あの時は、横アリだって相当に広く遠くに感じたけれど、
ほぼドームでしかKinKiさんを見られない今となっては、この広さは「こじんまり」の部類に感じるほど。
そんな「こじんまり」な中で感じたことの続きでございます。
☆名前のコールが楽しい
「タッキーっ! つばさっ!」と、客が彼らの名前を呼ぶ機会がとても多いですの。
客電が落ちる前からコールが始まり、客の「待ちかねてるよーっ」の気持ちがすごく伝わる中で
ステージが始まるのは、それだけで本当に素敵。
数曲終わったところで、ふたりが外周の両端に別れ、交互に自分達の名前を叫ばせるのだけど、
何回呼んだかなぁ。 ふたり合わせて20回近くかな? もっとかもしれない。
これもガンガンエキサイトしてきて、ふたりも何度も何度も大声で呼ばせようと、
1回ごとにめっちゃ可愛いポーズで耳を傾けたり、変な顔してみたり、あげく上着を取り、
次にはネクタイをはずし、さらに脱ぐのか? みたいな思わせぶりなことをしてみたり。
放置に慣れている身の上としては、
ステージの上からこんなにかまってもらえるなんて新鮮。
歌の途中に名前コールが入るのも何曲もあるしね。
アンコールでも「タッキーっ! つばさっ!」のコールが徹底していて、手拍子だけなんてことは絶対にないの。
しかも、会場全体の声が一致するように、客のチームワークも素晴らしく、
ちょっとズレてるな、と感じたらすぐに合わせるし。
正直、うらやましいぜ。
大好きな男たちの名前を、こんなに何回も叫べるなんて。
ばらばらじゃ届かなくても、会場全体で合っていれば、必ず届くじゃないか。
滝翼がドームなどでやれる日が来て、その時にもこれが続いていたら、
それは本当に圧巻で、素敵だろうな、と思ったのでした。
☆いい楽曲がいっぱい
これはもう、2枚のアルバムを聞いた時点で感じてはいたのですが、
生で聞いてますますそれを確信しました。
KinKiさんも楽曲には恵まれているとは思うが(でも最近のシングルは私の趣味としてはずっと今ひとつ。)
滝翼も良い楽曲を揃えてますな。
しかも、ちゃんと聞かせられる歌を歌ってくれる。
>ナニサマ的発言で申し訳ない
っつーか、アルバムより生の方がいいぞ。これは凄いぞ。
わたしの場合、歌い方よりも何よりもまず、
声自体に艶と言うか表情というか、そういうものが感じられるかどうかで
その人の歌を聞きたいか聞きたくないかが、ほぼ決まってくるのですが、
タッキーも翼も、メロディーに乗ると本当にせつなくて心地よい声をしております。
(実はまだふたりの歌声を聞き分けられないが。)
しかも、つばさの声は、話し声も昔から大好きでして。しみじみ声フェチな自分。
良い曲に良い声。最強です。
話は激しく飛びますが、オーラスにはKAT-TUNの5人(除赤西くん)、NEWSのふたり(小山くん、増田くん)、
Ya-Ya-yahのふたり(藪くん、鮎川くん)、関ジャニ∞の村上君が遊びに来ておりました。
このゲストらは『queen of R』というノリの良い曲でステージの上に全員登場して、
ちょっとした振りを踊ったのですが、
みんなで横アリのエレベーターに乗り込んだ時に、サンチェ氏からいきなり振りの指導があったそうで。
ヒナ曰く 「ジャニーズ史上初の本番ド直前の振り付け」。
ぎゅうぎゅう詰めのエレベーターの中で、全員でちっちゃく振りを練習する様子を再現してくれて、
すんごいかわいかったっす。
☆いっぱい踊ってくれる
がんがんに踊るKinKiさんを長年見てきたわけですから、
カッコイイ男ふたりがカッコよく踊ってくれれば、単純にすっごく嬉しいからね。
翼のソロ曲では、オリジナルよりもさらにダンサブルなアレンジにして、激しい踊りを披露。
翼がJrをいっぱい引き連れて花道を移動しつつ踊る姿は、
「こういう光一さんを何度も見てきたなー」と、自動的に瞬間トリップ。
わたしが一番好きなのは、剛さんの「舐めるような」(by友人表現)踊りですが、
光一さんの気品ある踊りも大好きだし、そのどちらとも違う、
翼の伸びやかで力強い踊りも大好きなんですの。
ダンサーとして完璧なスタイルの良さだもんな。見てて惚れ惚れするよ、つばさ〜。
☆フライング
タッキーが牛若になって飛びます。五条大橋の上のシーンの再現です。
ふわりふわりと軽やかに跳ぶ牛若、きれいでしたわ。
弁慶も登場して(not マツケン)、華麗に立ち回りを披露したのですが、これは当然『SHOCK』の
ジャパネスクや殺陣を思い出させる。
翼も『SHOCK』で敵方の大将として光一さんと一戦交えた経験を持つ人ですから、
ひょっとして弁慶は翼がやってる? と一瞬思ったのですが(頭巾かぶってて顔が見えなかった)、
違いましたわ。でも『SHOCK』で何度も見ているJACの方かも。
弁慶を翼か?と思った一瞬、
KinKiちゃんふたりのこんなシーンも見てみたいと思いましたね。
で、即座に「コントでしかやらないだろうな」と諦めましたね。
横の友人も同じことを思っていたと後に判明。
タッキーのフライングで凄いのは、着地の際に誰も介添え(って言うのか?)が付かないところ。
飛ぶ高さとかスピードとか、帝劇でうちの座長が飛ぶ時とはきっと色々な違いがあるのでしょうけど、
座長が飛ぶ時は、着地の際に必ず何人か身体を受け止める人がいますでしょ。
タッキーにはそれが誰もいなくて、ふわりと飛び上がり、相当な高さで飛行したあと、
またひとりでふわりと着地し、立ち回り、そしてまたふわりと飛び上がり、みたいに繰り返していて、
その美しさにちょっと感動しました。
これも、横の友人は同じことを感じていたと後に判明。
座長のフライングの美しさには定評がありますが、タッキーも素晴らしい。
☆ふたりでフライング
コンサートも終盤にさしかかった頃、二本の輪っかがついた1本のロープが降りてきて、
ふたりが1本のロープに向かい合ってぶら下がり、時計回りにくるくる回りながらのフライング、
というのをやってました。
ふたりで「せーのっ」と言う感じでイキオイをつけて飛び上がり、
空中でもブランコを横方向に漕ぐみたいに一生懸命弾みをつけて、回り続けていました。
楽しそうにくるくる回ってるふたりが、
回転するジャングルジムで遊ぶ少年達みたいで可愛いかったなー。
でも相当に高い場所で回っているので「うちのふたりがやることは絶対ないな」と、また瞬時に考える。
横の友人はその時、誘う光一さんに柱の陰に隠れる剛さん、という画が頭に浮かんでいたそうです。
あまりに似すぎているKinKiファンの思考回路。
>笑える通り越して呆れる
☆手をつないで最後の挨拶
相方の手を掴みにいったのはタッキーの方だったな(たぶん)なんて、
やはりそういうトコに目がいくこの脳みそをどーにかしろ。
手をつないでその手を高々と挙げて「タッキー&翼!」と叫び、深々とお辞儀。
見慣れた光景にほのぼのとし、ここにも最高に素敵なふたり組が、と、めっちゃ嬉しかったです。
歌も踊りもMCも全部最高に楽しめた滝翼コンでした。
振りは全然知らなかったけど、客のノリもよく、見よう見まねで一緒にいっぱい踊れたし跳ねたし。
会場の雰囲気がとても良いのは、ファンをまとめて引っぱってくふたりの力かな、なんて思いましたわ。
特にタッキーはWEBをよく活用して、ファンにとても具体的に自分から要望を伝えていってる人のようだから。
「こうしてくれると嬉しい」と具体的に言ってくれて、
それが叶ったときに「嬉しかった」ってまた伝えてくれれば、そりゃファンは聞きますがな。
他の誰かが100回言うより、本人が1回ばしっと言ってくれる方が、何より効果的だもの。
ふたり組兄ちゃんズKinKiさん、ふたり組弟たちの滝翼。
兄ちゃんズをがっつり見習って踏襲したところもあるだろうし、反面教師にした部分もあるだろうし。
そんな彼らのステージを楽しみつつ、
自分がKinKiを追いかけてきた日々もいっぱい思い出し、初心に返れたところも少なからずありました。
素敵なステージを本当にどうもありがとう。
キミらの愛する、キミらを愛する「YOU達」の中に入れてもらえて嬉しかったよ。
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