福岡18日の夜、コン終了後は同行者4人でちっちゃい居酒屋へ。
本当に小さいお店だけど、海の幸が新鮮で大変おいしい、とても寛げるお店でした。
きっときんきさんたちも軽くお食事会してるのだろうな、とか
建さんやMAも一緒だし、明日のMCではそんな話も聞けるよね、とか思いながら
帰りの電車や飛行機の時間を気にすることなく飲み食い&おしゃべりできるのが、
お泊まり遠征では楽しいですね。
始まる前は正直なところ、「シングルだけのライブって物足りなさそう」と思っていたのですが
全然そんなことなかったなぁ。
ふたりのソロコンを基準にしてしまうと、確かに光一さんはソロよりは踊ってないし、剛さんも
ソロよりは歌ってない。
でも、光一さんの踊りまくりと剛さんの歌いまくりは、ソロで充分楽しませてもらったから、
特に今回のライブに無理やり入れ込む必要もないな、と自然と納得できたのでした。
この冬コンはKinKi Kidsの記念日コンと銘うっているのだから、
その意味での選曲と構成はとても良いと思いましたわ。
これからまたシングルを20曲くらい出さない限り、こういう構成のライブなんてやれないと思うし。
シングル以外に彼らが選んでくれた数曲も、「これ、聞きたかったんだよーーっっ」という曲ばかり。
欲を言えば、メドレーになっている何曲かも、1曲ずつしっかりフルで聞きたかったのと、
踊りも全部見たかったな、というくらいかな。
ふたりで踊ってる姿を見るのが本当に久しぶりで、
ということは、剛さんがあんなに踊っているのを見るのが本当に久しぶりということで、
剛さんの、ほどよく力の抜けたしなやかで柔らかい踊りが大好きなワタクシにとっては、
まばたきするのも惜しいくらいでしたわ。
同行の友人yさんが剛さんの踊りを表現した言葉、
「舐めるような踊り」
我が友人ながら、彼女は天才だと思いました。
でもさ、いつものことだけど、視界の先に捉えられるのはどうしてもひとりになっちゃってね。
せっかくふたり並んで踊ってるのだから、ふたりいっぺんに細かく凝視したいのに、
どっちかを集中して見てしまうから、どっちかが視界からはずれる。
もったいないったらありゃしない。
19日には、MAとKinKiさんが一列になって踊るトコで(あえて曲名を伏せてみましたが、もうみんな知ってるわな)
光一さんがステップ間違えて、修正するためにちょっと可愛らしい動きになっちゃったらしいのだけど
剛さんの方に目が行ってた私は、それをすっかり見落としたのでした。残念っ!
その時の光一さんの動きを、剛さんは「タツノオトシゴみたいだった」と言ってて、
一列で相方との間に何人も挟んでいたのに、よく相方の動きが見えていたな、と、びっくりいたしましたわよ。
見たかったよ〜。タツノオトシゴ by 光ちゃん。
客の近くに満遍なく来てくれるおなじみの演出は、ジャニーズの王道だけど、
それだけを見ると「歌よりファンサービス重視」みたいなところは確かにあるわけで、
実力の無さをカバーする方法と受け取られることもあったでしょ。
近くに来てくれれば単純に嬉しいから、いくらでも来てはほしいけど。
でも、全曲を生演奏に生歌でそれをやってのける今の彼らは、
アーティストの力量でジャニーズの王道も見せられる人たちになったんだ、
と思えて、そういう王道演出を今までより遥かに楽しめたし嬉しかったんですわ。
ま、一番嬉しいのは、きんきちゃんのふたりがとにかく誰よりも楽しんでいるように見える、
いうことなのですが。
シングルを全部聞くというのは、光一さんも言ってたけど「KinKiの歴史を振り返る」ってことだから
絶好調だったライブのことも、絶不調だったライブのことも、
楽しそうだった彼らのことも、辛そうだった彼らのことも、思い出すわけですよ。
そして今、目の前にいるのはこんな楽しそうでこんな素敵なふたり。
あんなこともこんなことも色々あって、こんな素敵になっちゃったんだ、と思ったり。
で、結局のところ、彼らにまつわる思い出の中にイヤなものなんて全然ないな、
という、幸せな結論にたどり着く。
ほんと、別にカッコつけてるわけじゃなくて、思い返すとイヤなものなんて全然ないよ。
過ぎてしまえば「あの時はファンもしんどかったよね」なんて笑って話せる。
どっちかがしんどかった時には、もうひとりがそれを補って余りあるカッコよさを必ず見せてくれてたし。
KinKiちゃんの歴史を彼らと一緒に振り返ることができる、なんて楽しい2時間半。
明日は名古屋ですね。
名古屋の皆さま、盛り上がってきてください。
19日のMCもとても楽しかったのですが、まだアップできておりません。 もう少々お待ちくださいませ。
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