せらび c'est la vie |目次|昨日|翌日|
みぃ
瞬く間に日が過ぎて行く。 気が付くと充分な時間が取れず、折角エンピツさんのページを開けるのに、実際日記を書くのは後回しという日が続いている。 先日とうとう、上の歯を二本抜いた。そして今週には下を二本抜く予定である。 これがまた、本当に「瞬く間」に抜かれてしまったものだから、ワタシは吃驚である。 何と腕の立つ歯科医だろう、とワタシは、歯を抜いた後に詰め込まれたガーゼの塊を噛み締めながら、不自由な口でもって彼を褒め称える。なんて事は無いさ、と彼は顔色も変えずに言う。 次回も是非彼にお願いする事にする。 かくしてワタシは現在、幾つかの歯が無いので、人前では出来るだけ大口を開けないように心掛けている訳だが、これは意外にも自意識過剰であった。 上の五番と十二番の歯というのはつまり、犬歯の直ぐ外側にある歯たちなのだが、これは無くてもそれ程目立たないという事に数日して気付いた。 しかし今週抜く予定の下の歯たちは、これは喋ったり笑ったりなどの用事で口を開ければ直ぐ判明する程、上の歯より幾分手前寄りの位置にあるので、こればかりはもう致し方無い。 早く矯正装置を付けて誤魔化してしまわなければ、と思ったのに、矯正部門へ予約を取りに行ったら、担当の それを思うと、今から憂鬱である。引き篭もり化について、暫し検討中。
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