2005年01月11日(火) |
常識のピンからキリまで |
年の暮れによく話題になると思うのですが… ツレは「十二支が言えない」のでした。
私にとってツレは、浪人留年足して10年とはいえ、 有名私立法科を出たインテリが取り柄(だけ、とは言わないけどう)の人間 (私は『歩く常識辞書』のように扱っているんだ)なので、 まさか「十二支が言えない」なんて何かの冗談かと思いましたよ。 毎年「来年何ドシ?」と聞くのは「その年の干支がわからない」からではなかったのだね!アハハ。 君、国立博物館の年パス持っている人ですか、本当に!?
私は「十二支」は大卒の常識の範囲だと思うんですよ。 だって、わからないと国語で古典読むのに辛いじゃあないですか。 だから、受験を経験した人はできるはずじゃあないですか。 それに毎年使う知識じゃあないですか。 (私は受験レベルの英語もできないんで、人のこと言えないんだけどさあ)
で、ツレは年頭に十二支をおぼえたのです。 「やったーおぼえたよー、ねうしとらう…」 5分後 「ウホ!まだ言えるかな?ねうしとらう…」 次の日 「ねうしとら…」 もういいから。ひとつ利口になったのはわかったから。
どこからどこまでがピンでキリなのかは厳密にはわからないけれど、 今と昔では「常識」の内容は明らかに変わってきている。 昔の人の方が(相対的にみて)賢かったんじゃない? あと、字もキレイだったと思うんですけど… どうでしょうね。
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