南盤月記
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暮れの忙しない一週間であったが、それでも何とか段取りをつけて、明日は件の『新潟復興支援麻雀大会』である。
賞品がないかわりに順位認定証と優勝カップを用意した。 得点記録用紙とルールリファレンスもできた。 一般からの応募が少ないのが気がかりだが、ま、なるようになるだろう。 それでも8人までは固めたし、これでたとえ当日参加者ゼロでも出来ないことはない(ホントにそうだと悲しいが)。
今回のことについては、半分失敗が見えてるが、それでもやっただけでも多少の意味はあると思っている。
自分としては「サービスを売ることで災害復旧の財源を作ることができる」というのを示したかったというのがあって、それができただけでも満足なのだ。
今回の企画はどちらかというと善意よりもサービスで金を引き出しているというところがツボである。金を集める方(主催者)も、金を出す方(参加者)も純粋な善意ではやっていない。
主催者としては「オレの企画で金がとれたぜ」という満足があるし、参加者には麻雀大会で腕試しができるというメリットがある。自分にはこういうビジネスに近い関係の方が、ただの寄付よりも「バランスがいい」ように思えるのだ。
もちろん、自分は純粋なボランティアとか寄付を批判するものではない。だが、こと金に関しては、あと一工夫が必要なんじゃないかと日々思っているのである。
野中
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