日記...abc

 

 

- 2009年02月16日(月)

私が、関わりすぎたのだろうか。

きっとそうだ。

でも、関わらずにはいられなかった。

なぜ?

なぜだろう…。


友達だと思っていたから。

本当にそうだろうか。


*****


彼は、ある女性に恋をした。2人は、幼なじみであった。
かつて、お互いに、かわいい恋人同士だったこともあった。

そんな彼女に、彼は、改めて恋をした。


いまは、彼には家庭があり、彼女にも家庭がある。
子どもたちも、いる。

だから、恋、とはいっても、ピュアな、あくまで精神的なものだった。
私は、微笑ましく見ていた。

互いに家庭があっても、メールのやりとりをしたり、昔語りをしたり、1年に一度、帰省のときにちょっと顔を見に寄ったり、そんなこと、誰もとがめやしない。

そういう関係も、わるくはない。


彼は、女性にもてるタイプの男性だった。
それまでは、女性に好意を寄せられても、もちろん、奥さんを言い訳に、女性たちからのアプローチをたくみにかわしてきた。

ところが、あるときから、態度が変わった。

他の女性に好意を寄せられたときに、奥さんではなく、彼女の存在を、言い訳に使いはじめたのだった。

それはまずいのじゃない?と私が指摘すると、彼は怒った。

女房は女房で大切にしている、オレは家庭が大事だ、だけど、彼女は彼女で女房とは比較できない大切な存在だ、それのなにがわるい、と。

わるくはないけれど、彼女を理由に他の女性からのアプローチを断るのはよくないのではない?と私は、言った。

彼は、ますます怒った。

女房と彼女では、レベルが違う、同じ世界の人間じゃないんだ、土俵が違うんだ、と怒った。


あなたのそういう考えや行動が、奥さんをおとしめることになる、もっと奥さんを大事にしないといけないと思う、私は更に言った。

*****

確かに、私は立ち入りすぎた。

しかし、彼の友達の輪のなかで、彼の奥さんが、彼の行動によって噂のまとになっていることに、我慢がならなかった。

なぜだろう…。

私は、彼の奥さんと、直接顔見知りではない。

しかし、同じ、妻という立場を共有するものとして、彼の行動は、目に余ったのだった。

余計な忠告をした結果、私は、彼という友達を失った。

今回は、それでよかった、と思っている。

このままの状態で、彼と友達で居続けるのは無理だった。



しかし、なぜ、私は、立ち入りすぎるのだろう…。

ここから学ばねばならないことが、たくさんあるように感じる。


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