日記...abc

 

 

- 2006年11月01日(水)

私は病弱な子どもではなかったが、
食の細い子どもだったらしい。

両親、特に母は、相当悩んだらしい。

覚えているのは、小学校4年の頃だろうか、あまりにも食欲がなくなり
病院につれていかれたこと。
医師が私のお腹を触診したとき、押された苦しさに私はいやがるそぶりをした。

医師の診断は、異常はない、ゆっくりして少し神経を休めて、と
いうものだった。

家に帰ってから、私は母に怒られた。

「診察のとき、あんなにいやそうにして。
まるで私が悪いみたいじゃない」

母の理屈は、よくわからない。

このときもわからなかった。


今は

完璧な子どもを望み、完璧な母親になることを望んでいたのかも、
と思う。

母も私も苦しかった。
今でも苦しい。


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